中3の私、サンキュ。
作業をしていて、流れてきた。
ジュディマリの「motto」
懐かしすぎる。
わたしはHSP気質があるのだが、
ある1曲から当時の映像がこれでもかとよみがえるときが多々ある。
♡♡♡
中3の受験シーズン。
「motto」が収録されているアルバム「WARP」を
CDレンタルして今は懐かしきMDに落としていた。
これでもかと聴きまくっていた。
曲に乗って、問題とか解いていた。
しまいには音楽に乗せて社会暗記科目もワードが出てきたほどだ。
東海道中膝栗毛、とか。笑
今ぱっと出てきた。当時の記憶すごい。
その当時、図書館が改修工事をしていたので
友人とコミュニティーセンターで勉強をしていたことも思い出す。
♡♡♡
わたしは塾へ行かなかった、行けなかった。
母子家庭で、塾代がそれなりにすると知っていたので
塾行きたい、って言えなかった。
進研ゼミをこれでもかと活用していた。
塾通って、なんなら家庭教師つけてもらって。周りはそんなんばかり。
悔しかった。当たり場はどこにもなかった。
♡♡♡
学校の勉強はできない方ではなかった。
ほとんどみんな、私立を滑り止め、本命は都立を受けていたが
それは自分の意志でしなかった。
受験料払ってまで行けやしない高校受けても仕方ないと。
万が一都立だめだったら奨学金もあると母は言った。
でも、嫌だった。
奨学金借りるのは大学で十分だ。
というか、
都立一本でぜってー受かってやっからな!見てろ!(誰に)
という負けん気が強かったのと、もうひとつ大きな理由がある。
♡♡♡
決めていたのだ。
校則自由な高校に受かって、ルーズソックスをはき、茶髪に染めてピアスをあけると。バイトをすると。
そう、高校デビューがしたかったのだ。
結果として第一志望に一般入試で合格し、上記項目については1年生4月に叶うことになる。自由が売りの高校で、高校2年で大事件が起き(いつか書きたい)屋上で寝っ転がり雲を見上げるような生徒と化する。
少し誤算だったのは、
駅構内にある売店でたいやきを毎日買って食べていたら、パツパツ女子高生になったことだ。当時60円。買わない理由はないだろう。
SEDAとか読んでました。これ雑誌名なんだけど、分かる人いたらともだち。
あとスープ!(知っている人いるのかな)ファッションはまんまそんなんでした。
♡♡♡
自由な高校に行きたくて、勉強を頑張った中3。
人生で一番勉強した時期でもある。そしてささやかな夢をかなえた。
当時のわたしにとってどこの高校へ進学するかは死活問題で
勉強するしかない!ととにかく暇さえあれば教科書を開いていた。
赤ペン先生にもたくさん、励ましてもらった。
担任も「ちえみんさんなら大丈夫」と励ましてくれたし
仲良しの英語の先生は夏休みに特別補習もしてくれた。
そんなめちゃくちゃ頑張ったあのころを、
ジュディマリの音楽が思い起こさせた、そんな話だ。
(あと、D albumの「Misty」「エンジェル」も同じ感覚です)
♡♡♡
とはいえ。そろそろ。
人生で一番勉強した時期をそろそろ塗り替えてもよくないか?
と思いました。
今、実は結構勉強しています、人生変わるかもしれません。
がむしゃらな中3のわたし。
一応同じ人間、もう一回やってみるか!
そんな気分だったりする。
思い出させてくれて、ありがとう。
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