ブラック企業

夫が退職したブラック企業との手続き上の戦いが終わったのが先日の事。そして、本日、ほんの僅かながらの金額が振り込まれた。

解決金?というのだろうか、正式な書類は夫が持っているのでわからないが、法的に考えてどう考えても負けますよ。という線で、相手は自分の社労士に電話で確認し「払ったほうがいい」と言われたらしく、しぶしぶ承諾し会社印を押した。

そして振込期限通りに振り込まれていました。

踏み倒されなくてよかった。
そう心配していた私達に、いやいや会社印まで押したんだから振り込むと思いますよ。と担当の人は言っていたが、普段のあの社長を知らないからそんな風に言えるのだ。

これで、1連のゴタゴタが終了。
でもこちらの傷は大きく、夫はまだ復職していない。

夫はホッとしたと言っていたが、私はやっぱり、日本の労働者は奴隷なのだと思いが強い。法学部の先生が仲裁に入るわけだけど、私の見る限りあと4点は法律違反で訴えれるポイントがあった。でも、その先生は全てに判例が〇〇だったとか、理由をつけてその全てで勝ち目はないと言った。要するに法の解釈というか、法が弱いのである。
でも私は、それは彼が労働者側に立って法律を読んでいないからだと思った。もしくは本当に日本の法律は経営者のために書かれているのかもしれないが。

だからこそ、もし弁護士を立てて労働審判となれば、労働問題に強く、個人的にも労働者側の考えを持っている人を選ぶ必要がある。
それは何も私達がある金額を要求したいからというより、法律違反は裁かれるべきで、例え私達に1円も入らなくても、罰金刑なり、今後補助金が受けられなくなるなり、罰は受けるべきだと思う。
そうじゃないと、現に今の日本がそうなように、法律なんて全く知らない社長が、社労士とグルになって、法スレスレもしくは労働者が手が出ない部分を狙って搾取してくる。

今回は、私のウツに非常にストレスになっていたので、最後まで争うことはせず、ここで終わりにした。

さあ。次へ。
日本への失望に囚われていても、私は日本を変えられない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?