チャットでコード生成しかも無料

チャットでコード生成おすすめ

VsCodeとChatGPTの連携や、GeminiProとの連携を試して、チャットでコード生成やカーソル操作などを行いましたが、VsCodeの拡張機能CODEGPTが現時点で最もおすすめです。まずは、インストール方法から使用方法までを簡単に説明します。

インストール方法

VsCodeを起動し、機能拡張を選択します。検索フォームに「CodeGPT」と入力すると、いくつかの機能拡張が表示されますが、「CodeGPT: Chat & AI Agents」を選択し、インストールボタンを押してください。インストールが完了すると、左側のメニューにCODEGPTのアイコンが表示されるようになります。

CodeGPTインストール

CodeGPT

使い方

使い方は非常に簡単です。ただし、使用する前提条件としてPythonがインストールされている必要があります。Pythonのインストール方法については、Phindで検索すれば詳しい情報が得られますので、そちらを参照してください。
まず、プログラムを実行するフォルダを選択し、新しいテキストファイルを作成します。デフォルトでは「Untitled-1.txt」と表示されますが、「名前を付けて保存」を選択し、ファイル名の拡張子を「.py」として保存してください。例えば、「test.py」といった名前です。

CodeGPTの設定

左メニューのCodeGPTをクリックすると初期段階では使いたいエージェントを聞いてきますので、View Moreをクリックしてアシスタントを選びます。

アシスタント選択

最初の画面をスクロールしていきProvidersを選ぶところがでてくるまでスクロールして下さい。

初期画面

Providers

ここで「GeminiPro」を選択してください。ChatGPTのAPIを契約している方は、GPT-4を選ぶことでより高精度のチャットとコード生成が可能ですが、無料で使用したい場合は「GeminiPro」か「Claud 2.1」を選んでください。APIの使用料は高額になることがあるため、「GeminiPro」を推奨します。しかし、会社がコストを負担してくれる方や、フリーランスで質の高い成果物を提供したい方は、GPT-4を試してみて下さい。選択後、ウィンドウの左側にチャット画面が表示されます。次に、このチャット画面に日本語でどのようなプログラムを作成したいかを入力して進めていきます。以下に例を用意しました。

実例

実例

今回の事例は

ディレクトリー内にあるimage.pngを読み込んで、
画像内の4角をユーザーが選択肢その四隅の情報から台形補正するプログラムを作って。
なおユーザーが角を選択したことが分かるように赤色でプロットするインターフェースも作って

上記をチャット欄に入力してエンターを押すと以下のようにプログラムが生成されるので、先程作ったtest.py上で実行させるために、Insert codeをクリックするとtest.pyにコピーされます。

実行環境へ

後はVsCodeの右上の実行ボタンを押し実行させます。最初から上手くいくこともありますが、大抵エラーが出ますので、そのエラー内容をコピーしてチャットでこのエラーの対処方法を教えてと聞くとエラーの回避方法を出力してくれますので、それに従って何度かデバックを繰り返すと完成できます。

エラー回避

因みに2回目でエラー無しで実行できました。