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すごく久しぶりに映画を観たよ
【映画】天然コケッコー🐔を辛口…薄口レビュー。
島根県が舞台という天然コケッコー。
初めて読んだのはすごく昔、自分で買ったわけではなく、母がほったらかしているのを読んだのだ。
「くらもちふさこ先生かあ、ゼネレーションギャップがあるし、なんか古臭いマンガかいてそうだなあ」
(おしゃべり階段などを読んであまりピンとこなかった)
とNon期待の状態で読んで見たらまあびっくり、天然コケッコーの世界観に見事に引き込まれるのだ。
過疎化した村に東京から彗星の如くやってくる大沢親子。この2人が村に現れることでストーリーは動き出す。
畏れ多くも原作に一言申し上げさせていただけるとすれば、大沢母の超然ともミステリアスとも(うまくいえないが)いえるような雰囲気を維持してほしかった。初登場、軽トラでタバコ吸っているシーンを頂点に、大沢母のカッコよさが緩やかに下降しているように思えた。
レビュー
原作ではそよちゃんは金髪なのだがまあそれは仕方ない。
大沢くんが暗い!
原作の大沢くんはもっとチャラいし明るい!
原作では大沢くん金髪なんだけど、まあそれは仕方ない。
田浦のじっちゃんが原作と違いすぎる!
あっちゃんのかくマンガはおそらくくらもちふさこ先生が描いたのんまんまもってきている。
大沢のオカンが原作と違いすぎる!
ミツコは物語の結構なキーパーソンですぞ。
あっちゃんが大沢くんと2人で歩くシーンがない!
あのシーン結構、序盤の中でトップクラスで削ってはいけないシーンなのでは!?
原作愛が強いだけにマンガとのギャップで少々面食らってしまったが、全く別物の作品として映画を観ると映画としての完成度は高い。原作ファンは原作との懸隔に少しがっかりしてしまうかもしれない。
オススメ度90パーセント⭐
アクション映画やハードボイルドな作品を観る気分になれない人におすすめ。
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