生成 AI がもたらす脅威、とやら
突然湧いて出た関係者というか開発元による脅威論は多分に他社への牽制だと評するのはまあ 「さもありなん」 だから多分に的を射てるとは思う。
その存在とここまでできるというのが周知になった今、最早何をどうしても止めることなどできないのは人類史が証明している。
私は、汎用 AI それ自体が現人類の敵に回ることは想定していた(やるつもりだし)が生成 AI が現人類を痴呆にし破綻に至るという未来は考えたこともなかった(そもそも生成 AI は AI だとは思っていないというか artificial と名づけたのは皮肉だと思っているという意味では正に AI ではあるが)。
いずれにしろ開発者や研究者がその機能を実装した時点でその程度の可能性を見抜けなかったと本気で言うならそんな者に技を教えるべきではなかったということ、だ。 それをやってしまう彼らの教育体制や価値観には私は異を唱える。 学ぶべき最初のものはソフトウェアコーディングなんぞではなく人類史と人間性だ、とも。
ま、現人類には無理な相談だとは思っているけど、ね。
特定の思想や誰かの意見に左右されない、保護されているブロックに倫理や善悪判断基準を実装すべきなのは自明だと思っているけど、生成 AI を含めその手のものは何層の価値観というか倫理の構造を備えているんだろう ? 取り入れた情報程度でそれが左右されるなんて間抜けの極み、だよね。
” 現人類を痴呆にし ” という意味では ユダヤ - キリスト - イスラム に至る宗教の伝播で現人類の大多数に対し ” 考える ” ということをかなり減らすことに成功している。 教義に従っていれば自ら判断する必要はないんだから。
それと同じことが起こる、と私は思っている。 スマホの登場で既に進行しているとも言うが。
” 考える ” というのは皆が思っている以上に脳に負担をかける。 それを低減させるのは生物としては正しい行為だ、是非善悪よりも。 個体差が大きいことも認識が少ないから ” 考え得るチカラ ” が大きい人は小さい人の気持ちや行動が理解できない。
で、崇拝が起こるわけだ。
で、行き着く先が生成 AI 信者間の戦いだ。
そうならないことを祈って、は、いる。
楽しいねえ、ジンルイ。
*
二伸
” artificial ” は "smart" と同様にあまり良い意味ではないと思っている私は、今後自分が関わるその手のものは B.I. = brilliant intelligence と呼ぼうと思っている。 ww
**
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?