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Cat rosesの庭より【ガーデニングラジオ】

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日々の庭作業の中で 感じたことや、疑問に思ったこと、わからないことなどを 皆様のお話を参考にさせていただきながら 楽しいガーデニングライフを過ごしちゃおうという ガーデニングのお…
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#ガーデニングラジオ

夏苗の植え付けの反省

1.夏苗の植え付け 梅雨入り前に済ませておきたい庭作業に 夏苗の植え付けがあります。 例年ならば、関東地方の梅雨入りは 6月7日あたりですが、 今年は予想では20日頃だそうです。 大半は終わっているのですが、 追加した苗と、成長が遅かった苗などが まだ残っています。 同じ品種の苗がたくさん残っているのを見て さて、どうしようかと思いました。 広い庭ならば群生して植え付けることもできますが そんなスペースはありませんので どうしたものかと 考えてしまいました。 2.計

梅雨入り前の切り戻しで気を付けていること

1.梅雨入り前に切り戻す植物は? 梅雨は庭の植物にとっては 必要以上の水分を土が含んで しまうことも多く 根腐れの原因になったりします。 また、地上部が鬱蒼と茂っていると 土まで光が届かずに 雨が止んでも いつもジメジメしている状態になりがちです。 その結果、病気を発症したり、 弱った植物には虫も集まりやすくなります。 植え込まれた植物は ある程度 管理をしておかないと 自然の中で育つ植物のようには いきません。 切り戻しを梅雨入り前に行っておくと、 庭がすっきりとし

徒長したガザニアを滝のように植え込む

1.今回のテーマになったガザニア 今回の徒長したガザニアは クリムゾンフラッシュと云います。 キク科  クンショウギク属 耐寒性多年草 草丈は15〜20cmの四季咲きです。 日向と水捌けの良い場所を好みます。 葉は細毛に覆われたシルバーリーフで、 花はクリムゾンカラー ピンクがかった赤色が花の中央から広がって 花弁の縁は淡いピンクです。 葉色とピンクの花のバランスがとてもよく 一目惚れで連れ帰ったのですが、 初めはボーダー花壇に植えこみましたが、 多湿になりすぎたのだ

小さな庭ナチュラルに見せる支柱の活用法

1.小さな庭でナチュラルガーデンを楽しむ ナチュラルガーデンというと みなさんはどんなお庭を想像しますか? 里山のような木々が中心のお庭 草原のような小花が咲くお庭 大きな敷地でガーデニングを楽めるなら どんなこともある程度可能ですが、 そうもいかない庭事情に 打ちのめされる時もあります。 我が家も然り、 ナチュラルにしたくても 狭い庭では限界を感じます。 そこで、庭の一部でもナチュラル感が出せればと 土壌改良をして土増しをし、 小さな小径を花壇内に作りました。

鉢を移動して初夏の庭作り

季節の花をメインに置く これから開く花を 庭の特等席に置いてみました。 移動させたのは 芍薬と紫陽花の鉢です。 ①芍薬の花を庭の中心へ移動 5月に入ると 太陽が元気になって 植物を照り付けています。 昨年よりも土の渇きが早いように感じます。 私は庭の半分に上部からミストがかかるように ホースを配置してあるのですが、 あくまでもミストなので水撒きとは違います。 ただ温度を少し下げる効果はあるので 真夏には朝夕と使うのですが、 今年は梅雨前から使うかもしれません。

株分の季節を知る

ニワフジの株分をしました これからの季節の蒸れ対策で 植物の下葉を取ったり、 土の表面を掃除したりしていると 小さな鉢が3鉢ほど放置されていました。 うち2鉢は発芽もなく、 片付けようと思って置いたものだったのか 今となっては分かりませんが 残りの1鉢にはニワフジ(イワフジ)が 葉を茂らせていました。 ニワフジは マメ科コマツナギ属の落葉小低木です。 日本や台湾に自生しています。 花の形状がフジに似ていますが、 藤のようにツルは伸ばしません。 ニワフジは 6月頃から

花の終わった球根の葉どうしてますか

クロッカスやムスカリの花後 春の庭に先駆けて咲いてくれる クロッカスやムスカリ。 土の中から姿を見せてくれた時には 寒さで縮こまった土が 少しずつほぐれていくようにさえ 思えてしまいます。 そんなクロッカスやムスカリですが、 花後には葉が放射状に広がってしまい 後に続く花たちの上を覆ってしまう とうことがあります。 我が家の庭は 一日中陽が入るわけではないので 少し徒長気味になるのかもしれません。 水も控え気味にしていますが、 葉の状態は開き気味なんです。 水仙

初夏の苗ペチュニアの植え付け

冬越しをしたペチュニア サンルームで冬越しをしたペチュニアは 昨年の10月に庭や、 鉢から掘り上げた株と その株の徒長した茎を切って 挿し芽をして育てた苗 です。 ペチュニアは ナス科 ツクバネアサガオ属の多年草です。 自生地は南アメリカですが、 欧米の国々でたくさんの品種改良種が 作り出されました。 数年株を冬越ししたり、 挿し芽で更新していると 次第に花数が減ってしまったり 病気にかかりやすくなる傾向があるそうです。 私の庭でも ちょうど三年目なので、 様子

強風で折れたセルリア

セルリアという植物について  セルリアは ヤマモガシ科 セルリア属で 南アフリカ原産の常緑低木です。 耐寒性の表記は −5度とありますが、 霜に当たると枯れてしまいます。 耐暑性は弱く、特に高温多湿を好みません。 日陰の風通しの良い場所で管理します。 また、 ドライフラワーとしてよく流通されています。 花弁に見える部分は苞で 花は中央部分に 蕊のように見えるものがそれです。 私の育てているのは 流通量が最も多い セルリアフロリダ(ジョーイセルリア)ですが、 種

この春から初めてみませんか?ひと鉢の山野草

この春の植え付け 今日から3月 早いですね。 ガーデナーの皆様には心待ちの季節。 心逸る月を迎えました。 春の花が少しずつ花壇やプランター、 鉢に植え付けられる季節。 園芸店に並ぶお花は日毎に増えていますね。 その植栽の中に、 この春に咲く山野草を一つ加えてみては 如何でしょうか。 今回は育てやすく 可憐で素朴な姿が魅力的で 今から迎えて花を楽しむことができる 山野草をご紹介しようと思います。 山野草ってなに? 山野草という言葉はよく耳にすると思います。 園芸

冬越し苗の手入れと私のハマった冬挿し法

庭作業ができない日には 今朝も庭にはまだ先日降った雪が 部分的に少し残っていました。 日当たりの悪い場所や、 雪溜まりになってしまった場所ですね。 雪が降る前日に 庭で丈を伸ばして咲いていた *金魚草 *サルビア インボルクラータ、 *チェリーセージなど 雪の重みで折れたり倒れたりしそうな植物は 根本で切り詰めておいたのですが せっかくなので挿し穂を作って 挿し芽をしておきました。 昨日まではまだ庭の足場も濡れていて悪いので サンルームでの作業です。 冬越し

寄せ植え作りで気を付けていること

冬の庭の寄せ植え効果 冬の庭はどうしても 花数が減り 落葉も進みますから 庭全体が閑散としてきますね すっかり葉を落とした木々を 跳ねるように 野鳥たちが行き交う景色も 私は嫌いではありません 嫌いではないのですが やはり春に先駆けて 少し色を挿したいと思い始めるのが寄せ植え作りです 先日は日陰に置く寄せ植えを リーフを中心に作りましたが 今回は籠とリースの寄せ植えを作ってみました 比較的小ぶりで 苗が4〜5種類入るものにしました 作る時に気を付けている事は4

こんなものが便利なガーデングッズに

こんなものが便利なガーデングッズに 今日は冬至ということで 太陽の気が最も落ちる日 日中が一番短い日ですよね この日を境に 太陽は力を満ち始める日でもあるんですよね 今までは例年よりも暖かかったけれど この時期らしい寒波が日本列島を覆っています 庭にも北風が吹き込んでくるようになりました 深々と 「う〜っ」てね もう寒い 凍えるような寒さ ようやく体が思い出してきたかなという感じです この時期に庭での水仕事 鉢を洗ったりするのは大変ですね 溜まった鉢を洗うときには

クリスマスローズシーズン到来

クリスマスローズシーズンの到来 昨日 私は庭のクリスマスローズの古葉を切りました クリスマスローズの花芽は 低い気温を感じると成長スイッチが 入ります この時期 古葉は真っ直ぐに伸びているものもありますが ほぼ斜めに倒れ気味になっています 古葉を切るのは花芽の充実を図ることや 土際を整理して病害虫の被害を少なくするための 作業ですが 古葉が残っている株を観察すると その生育の過程でも自ら古葉は倒れていくので 必ずしも切らなければいけないという ことはありません。