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CatRescue AMA(公開質問会)書き起こし記事 in ADMEN DAO

Hey Cat Lovers! みなさんこんにちは👋 CatRescueチームです。

こちらは6月29日にADMEN DAO様と開催したAMA(公開質問会)の文字起こし記事になります。AMAではプロジェクトの立ち上げやNFTデザイン、長期的なビジョンに関してお話しました。


CatRescueとは

5,555体の猫のジェネラティブNFTです。世界中の猫を救うというミッションを掲げ、WAGSAC(We are gonna save all the cats)を合言葉にして活動しています。

毎年世界中で何百万もの猫が殺処分されていたり、シェルターにも入れない猫も沢山います。私たちは、私たちのNFTを通して猫たちを救いたいと思っています。具体的には売上の50%を寄付をして保護猫活動に役立てたり、世界最大の保護猫コミュニティを作って保護猫の認知を上げるなど長期的に活動していきます。

Twitter: https://twitter.com/CatRescue19
Discord: http://discord.gg/pzhTBVycZx

CatRescue AMA(公開質問会)の書き起こし

Q1: 自己紹介

CatRescueファウンダーのShinです。今まではリクルートでのスタディサプリの立ち上げやSaasのプロダクトで起業をしていました。

Q2: CatRescue とは

全ての猫を救うことを目的としたNFTプロジェクトです。NFT売上のうち50%を寄付金として、保護猫活動の支援を実施していきます。

Q3:プロジェクトチームの人数と外部アドバイザーに関して

会社のファウンダーは4人で全員日本人。デザイナー様を含め全体15人ほどのチームでプロジェクトを進めています。また、外部の保護猫団体やクリプト関連の団体とも随時連携を進めています。今後の展開のためトークンやメタバースに関しても会話をしており、長期的に活動していく予定です。

Q4:NFTホルダーが獲得できるメリット

私自身、保護猫団体などに寄付をしたことはありますが、保護猫活動を本当に行っているのかわからない団体が多くあるのが現状で、寄付金がどのように使われたのかがわからないことが多くありました。

この部分をレポートやYoutubeのチャンネルを活用し、支援がされていることをきちんとNFTホルダーの皆様にご報告できるシステムを作りたい。法的な課題も多くあるが、トークン発行なども検討しており、最終的には50%の寄付金やトークン発行から得た資金をトレジャリーにプールし、ホルダーの皆様と使い道を決めていける仕組みを作り上げたい。

Q5: 猫が「救われる」とはどのような状態を指すのか

日本ではTNRという言葉があり、野良猫の保護、不妊治療を行い自然に返すという野良猫が増えないようにする活動のことを指します。

猫は繁殖率が高いため、頭数がすぐに増えてしまう特徴があります。元々、野良猫は自然発生的には存在せず、ブラックバスのようの外来種が飼い主によって離されてしまったことで発生しているという背景があるので、そもそも外にいる野良猫は自然な状態であるとは言えません。そのためTNRという考えが広まりましたが、実はこれだけが保護猫活動ではありません。

保護猫活動は大きく2つ定義できます。
1)上記のTNR活動
2)保護猫と飼い主をマッチングする 

TNRとは
Trap(トラップ): 捕獲すること
Neuter(ニューター): 不妊治療のこと
Return(リターン): 猫を元の場所に戻す

CatRescueとしてはまず後者の保護猫のマッチングに力を入れていきます。

というのも、TNRの中ではどうしても猫にとって過酷な自然に返すReturn(リターン)の部分がメンバー間で大きく引っかりました。こういった議論から、CatRescueとしては飼いたいけどわからない、不安だという方のサポートを行う方が良いのではないかという結論に至りました。

自然に返さないことで、保護した猫の成長なども見守ることができ、コミュニティとしても良いことをしている実感が湧く。現状としては個人・団体でマッチングの活動をされている方の支援に注力しようという考え方です。

Q6: ガバナンストークンに関して 今後発行の可能性はあるのか

発行の可能性はあり、法的な観点も含めて検討を進めている。弊社はシンガポール法人だが、ステーキングなど法律に触れる可能性もあるため、今後は法的リスクを回避するためにパナマ法人等で子会社を設立することも検討している。今はアドバイザーの方にも知恵をお借りし内部で検討を進めている。会社として調達していることもあり、長期で動いていけるの1つの強みになる。

Q7: NFTのMint日と価格について

Mintは8月の下旬、価格はプレセールで0.05ETHを予定している。フリーミントの検討も行ったが、寄付を前提としたプロジェクトのため、きちんとお金をいただく必要があると考え0.05ETHでの販売を決めた。

Q8: プロジェクトの収入源に関して

現状は調達させていただいた1.2億円から人件費などを支払っている状況です。しかし、デザイナーさんなどメンバーの中にはミッションに共感をいただき、NFTのgiveawayなどでお礼をさせていただいているケースもあり、現状は比較的低コストに始められています。

マーケティングに関してもお金をかけるというよりはミッションをお伝えし、きちんと共感をしていただけるよう進めているので、少なくとも1年は継続できる状態を作っています。長期間取り組むことが大事なので、コストはおさえつつ注力するところ(NFTデザイン、マーケティングなど)にはしっかり労力を割いていきます。また、ファウンダー全員がそれぞれ起業経験者のためビジネス感覚が鋭く、その点はご安心いただける材料になるかと自負しています。

また、寄付に50%もかけて大丈夫なのかというご質問はよくいただきますが、我々としては、長期間問題なく運営できるように計画をしています。

将来的には保護猫団体に対する寄付マーケットなども提供したいと考えています。イーサリアムなど暗号資産で寄付できるシステムを作り、NFTの販売後もきちんと持続的にプロジェクトを継続できる形を整えていきます。

Q9: これまでに達成したマイルストーンに関して

法人とプロジェクトの立ち上げを行い、現在は日本国内できちんと認知を取るということに注力しています。実際に国内NFTだとCoolGirl様やVeryLongAnimals様ともコラボレーションを実施し、認知を獲得するよう活動してきました。直近の目標は、保護猫の殺処分0というミッションの達成にも寄与してくる「NFT5555体の完売」なのでこの達成を目指しています。

あくまでも完売後にはなりますが、ロードマップとしてまだまだやりたいことは尽きません。世界一大きい猫コミュニティの実現やトーケノミクスの実現、保護猫団体とのさらなる連携拡大など、1つずつきちんと進めていきます。

Q10: ホワイトペーパーとロードマップのリリース予定に関して

ホワイトペーパーの作成は鋭意進めており、近日中にお知らせできる予定です。また、NFT完売後のロードマップの進め方も、コミュニティの意見も聞きながら進めていきます。

Q11: 売上の50%を寄付しても事業は継続可能か

最低1年以上活動できるように計画をしています。現状マーケティング予算なども多くはかけておらず、比較的ランニングコストは抑えられており、ミッション共感いただいた方の協力でここまで進められました。また、NFTの販売後にも長期的に収益を得られる仕組みを構築していく予定で、そちらはホワイトペーパーをはじめ改めてお知らせできる予定です。

参加者の方々からいただいたご質問

Q12: NFTのデザインにかけている想いに関して

アートのコンセプトとして、目を大きくしている。段ボールの中にいる捨て猫と目があって目が離せなくなることがあるように「あなたに助けを求めている」というメッセージを込めました。

また、海外っぽいデザインになった理由は自分がアメコミが好きだったといこと、保護猫活動は海外でも共通のテーマなので、海外展開していくことを考え、デザインを作成しました。

Q13: 何年かけても続ける覚悟があるか

保護猫活動を推進するには1年では達成できないこともたくさんあり、Web3だからこそできることもたくさんあります。そしてWeb3はマーケットがまだ未成熟なこともあり、先が読めないことも多くあります。そういった部分も含めて長いスパンで実行していく必要があると感じていますし、会社としてもそのつもりで覚悟を持って進めていきます。

Q14: 猫以外の動物に波及することはあり得るか

大いにありえます。例えば、まずCatRescueを成功させた後に「保護犬」も保護猫と同じように課題を抱えているので解決したいという思いがあります。しかし、繁殖力や数の観点、課題の大きさからまずは保護猫の課題を解決しようと考えています。

Q15: 猫の去勢は合理的に考え、割り切るべきことなのか

自然の摂理には反する行動のため、自分も保護猫の去勢をする時すごく悩みました。

猫を飼っている方ならわかると思いますが、発情期になり、満たされない性欲などにストレスを感じる猫を見たときに去勢手術を行なってよかったと感じました。人間都合にはなってしまいますが、人間と暮らしていく中で、猫のストレスも減って良いのではないかなと今では思っています。

Q16: NFTデザインを作成した際、ガーフィールドは意識したか

デザインの作成の際もかわいい猫のお手本として意識しました。元々ピンクパンサーのような細い猫が初案であったのですが、もっともふもふにした方が日本人にもかわいいと思ってもらえるのではないかという意見から、ガーフィールドを参考にしています。

Q17: 参加しているメンバーで実際の保護猫活動やボランティアは検討しているか

参加者の中から実際の保護猫団体でボランティアをしたいという方を募るのも良いアイデアだと思うので、ぜひ検討していきたいです。

Q18: ロードマップで優先的に取り組んでいきたいものはあるか

長期的な目線ではネコバースを作りたいという思いはあるが、メタバース展開はあくまで長期的な話です。

直近の目標はNFTの完売はもちろん、世界最大の猫コミュニティを作りたいと考えています。猫を好きな方は世界中にいますが、猫情報や猫トークができるコミュニティが現状ありません。猫のおもちゃやご飯、体調不良時の相談などができるコミュニティを作りたいです。

Q19: Mint後の価格維持と第2次ジェネラティブの販売予定に関して

まずは初めの5,555体をきちんと売り切ることで価値を維持しようと考えています。マーケティングを通してきちんとミッションに共感をいただき、投機的な購入以外も増やしミッション共感、ファン定着を目指します。

プロジェクトとして長期的な目的があるため、第2次、第3次ジェネラティブの検討も行いたい気持ちはあるものの、NFT自体の価値が希薄化されてしまうケースもあるので、マーケットの動きを注視しつつ慎重に動いていきます。

Q20: 何猫が1番好きですか?

個人的にはキジ白猫を飼っているので1番好きですが、元々はアメリカンショートヘアやマンチカンが好きでした。今は飼っている猫が1番なので、保護猫でキジ白猫を見ると人ごとだと思えず何かをしてあげたくなります。

Q21: NFT毎にレアリティの違いはありますか?

レアリティの違いは存在します。まずは子猫をMintしていただき、その後リビールをする形になるので、リビールのタイミングでレアリティにも違いが出てきます。

Q22: NFTのホルダーにはどのようなメリットがあるか

投機的にも価値を提供できるよう頑張るというのは前提で、良いことしたという実感を得る機会を提供できればと考えています。投機的に語られることが多いNFTやWeb3業界の中で、保護猫活動を通じた平和なコミュニティを作っていきます。

正直難易度は高いと感じていますが、Web2でも実績のある我々がやる意味があるのではないかと考えています。難しいからこそ我々がやる。使命感を持って進めていきます。

Q23: 私たち日本のコミュニティに伝えたい事はありますか?

我々のやろうとしていくことは前例もなく、難易度が高いということは理解しています。ただ、難易度が高いからこそ自分達が取り組む意味があるとも思っています。1人では達成をできないことなので、ミッションに共感をいただいた方々と一緒に、末長くやっていきたいと考えていますので、応援よろしくお願いします!


おわりに

ADMEN DAOの皆様この度はこのような場を設けていただきありがとうございました!

CatRescueの動きはTwitter・Discordで継続発信しておりますので、ぜひフォロー&サーバー参加をお願いします!





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