見出し画像

私のこと聞いてください...女性トイレに行く時の心構え


私は、女だと思っているのだが。
外出中女性トイレに入っていくと、中にいた女性たち数人。
声は出さないが「ここはあなたが来るトイレではない、
男性トイレは、左側。」と言いたいような目付き、顔つきで、上から下まで
私をじろじろと観察。ひしひしと肌に突き刺さる。

だから女性トイレに入るのはこわい。勇気がいる。
傷つきたくないから。この感情、絶対慣れない。
年齢的にトイレ回数が激増。最近は極力外出をしないようにしている。

私を男性と見間違えるのも、仕方がないかもしれない。
「普通の人の感覚」で私自身を鏡で見る。
男性に見えなくもないな、と。

「ルックスプロファイリング」って言うみたいだ。
今日知った。

私の外見(ルックス)。

身長はちょっと高めの165cm。(日本女性の平均身長より)
いつもスポーティな服装。パンツばかり。
好む色はカーキー、グレイ、黒、紺色、茶色。
履き慣れている靴は登山靴のような編み上げアンクルブーツ。
これには、理由あり。
若かりし頃、日本の靴屋で買える女性用靴の最大サイズは24.5cmだった。
このサイズだと足指をまるまめて押し込めるしかない。
これで歩くのは本当にきつい。
で、大きなサイズがある男性用の靴を探した。
「かっこいい!」と衝動で買ったのが、
編み上げのブーツ。
当時コムデギャルソンのブカブカ、穴あきの黒色服が登場。
衝撃だった。そのモデルが同じようなブーツを履いていた。

持ち物は最近はどこへいくのも、ディパック。
髪はベリーショートといえばかっこいいが。
1300円カットでバリカン入りの超ショートヘア。
洗髪が簡単ゆえ。

化粧はしない。時間がかかり面倒だから。
化粧6歳の七五三以来したことがない。

この格好が一番楽で、好き。自分自身でいられる。
だが、外出する前、いつも考える。
「女らしい服装、格好」にしようかな?
女性トイレに入るためだけに?

ジロジロ。二度見。
いつだって傷つくのに。
それでも私は、私のこの「格好」でいたい。
大体、「女らしい服や靴」全部処分しているし。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?