見出し画像

英検1級に合格したい君へ。

このNoteにたどり着いた諸君。
きっと英検1級に何かしらの興味があるのでしょう。
”絶対に1級を取りたい!”
”私でも合格できるのかな…"
"合格率10%って言われているけど、
どんな試験なの?”

などなど、いろいろな思いや考えがあるでしょう。
それらに最大限このNoteがお答えしましょう。

英検1級ってどんな試験?

正式名称は”実用英語技能検定1級”。
公式サイトによれば、以下の内容が
目安とされています。

リーダー(品格)の英語ライティング、
スピーキングを含む4技能の総合力を測定

1級大学上級程度二次試験では2分間の
スピーチ
と、その内容への質問がなされます。
カギは英語の知識のみでなく、相手に伝える
発信力と対応力

世界で活躍できる人材の英語力を証明します。

各級の目安 | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会 (eiken.or.jp)
これ、欲しいでしょ?
(ギリギリでも、合格は合格)

1級に合格できた暁には、上に添付しているような
合格証書(Certificate)がもらえます。
次章では、”英検1級”をとるメリットについて
経験談を交えて記述してみますね。

これがよかった!英検1級のメリット

1. ”最上位級”というステータス、優越感

身も蓋もないこと言いますが、気分がいいです(笑)
これ以上の級がないということですから、
すなわち ”最強” なわけです。究極の自己満足
友達との会話内で、「TOEICどれくらいなん?」
「なんか資格とか持ってるん?」なんていう
質問が飛び交ったときには、鼻高々
「俺、英検の1級持ってるで!!」と気持ちよく
言えます(言い方ミスったら、嫌なヤツ確定)。

1級ですッ (ドヤァ)

2. 「全国通訳案内士」試験にて、英語試験が免除

医師免許や弁護士資格とは違い、この資格を
持っているだけではご飯は食べられません。
しかし、活用の仕方は無数にあります。
その一つが、試験免除
「全国通訳案内士」試験の一つに、
英語試験があります。
しかしガイドライン によると、英検1級の保持者は
英語試験を免除
されるそうです。
国家資格である「全国通訳案内士」にも認められる
英検1級のパワー、恐るべし。

3. 就職活動におけるインパクトの強さ

就職活動においても、活用できます。
(TOEICとの併用がオススメですが…)

少し本題からは逸れますが…
オススメは、「TOEIC860以上×英検 (準)1級」
なぜなら、「知名度の高さ×総合的な英語力」
ほとんどの人が評価してくれるからです。
また、860以上と設定している理由は、
これが公式最高ランクである”Aランク”に
カテゴライズ
されるからです。
どちらか片方では、正直弱い。

(いい意味で)、注目の的。

TOEICは知名度があり、スコアごとの
レベル感も伝わりやすいです。しかし、
使用されている単語や内容自体は
そこまで難解ではなく、また、
L&R の試験では"Speaking" や "Writing" の
技能を計測していないのも、英語力を
アピールするには説得力に欠けます

一方で、英検は4技能すべてを
バランスよく
測れますが、
知名度はTOEICには敵いません。
英検の存在を知っていたとしても、
各級のレベル感が分からない人は
かなり多いです。
(1級?どれくらい難しいの?的な感じ)
だからこそ、両方を取っておくのを
全力で、声を大にしてオススメしたい

これについては、また別のNote記事を
書いてみたいなと思います。

勝負は大問1で決まる!?

正直、英検1級を受験する人の英語力は
十分に高いです
。(と個人的には思う)
準1級をパスしてきた人が大半でしょうから、
長文読解やリスニングに対する苦手意識は
ほとんどない
と推測できます。
長文問題も、ほぼノーミスを狙える可能性は
かなりありますよ!
そうなると、課題は大問1の語彙問題
対策なしで解くことは、ほぼ不可能です!

英検1級の単語帳をネイティブに見せる動画です。
動画は途中から始まるように設定しておりまして、
一部の単語に対しては
「こんなの本とか文章でも見たことない
「会話やと余計に使わんやろーな!」(意訳)
と、ネイティブから指摘されています(笑)

そんな難解な単語が、選択肢にたくさん
入っているのが大問1です!!
もちろん、大多数の単語は新聞や論文で
良く使われるものたちなので、この勉強は
決して無駄にはならないですよ。
ネイティブレベルに、また一歩近づける!

Cato的オススメ教材 (一次試験向け)

Catoが使ってきた、オススメ教材をご紹介。

1. 30日間で、試験全体の形式やポイントを押さえたい人に

「まだ試験を受けたことないよ~」
「ひとまず試験全体の雰囲気をつかみたい!」
という人にはとてもオススメです。
各セクションごとに解き方のコツ
着目すべきポイントがまとめられているので、
まずはこれで1級の全体像をつかんでほしい!

2. 単語を重点的に学習、記憶したい人はこれ!

単語帳といえば、パス単。
王道中の王道ですね。もはやバイブル。
タイトル通り、試験で出されやすい
単語から順番に掲載されているので、
1ページから順番に取り組めば合格に
近づきやすい!

3. 大問1の語彙問題を徹底的に練習したい人にオススメ

1級の難関である”大問1”が苦手な人たちは、ぜひ
この教材たちを手にしてほしいです。
上の教材は、出てきやすい頻出単語から掲載されて
いるため、効率的に勉強をできますよ!
下の教材は、分野別に出題されやすい語彙問題が
掲載されています。(自然科学、政治、etc…)

全体的に語彙問題をこなしたい人は上を、
特定の分野だけ弱いと感じている人には下
オススメしたいです!
さぁ、今すぐクリックだ!!(胡散臭い

4. 試験本番に向け、過去問を解きたい人はこれ!

試験に向けて、制限時間内に解き終える
体力&集中力を鍛えるのには、過去問に
取り組むのが手っ取り早いです!
1級は内容もさながら、試験時間も
なかなかにハード
です。
試験開始から終了まで、2h20min
かかります(途中で寝そうになる)。
ぜひ、この問題集を1周して、
体力オバケを目指してください!

5. ライティングの対策をしたい人はこれ!

ライティングの練習をするときって、
お題を設定するのが難しいですよね。
そんな悩みを、この参考書が一気に
解消します!
タイトル通り、経済や政治、社会といった
1級に出てきそうなテーマを扱ったものです。
お題や解答例はもちろん、それに関して
議論や主張をしたいときに使える英語の
表現
も学べます!

試験対策の方法:独学
(オススメ度:★★)
あまりオススメはしない

費用を抑えるなら、教材を買い独学がいいです。
(うまくストレートで合格できたら、ですが)
しかし、多くの場合一筋縄ではいきません
結局、何度も不合格となりかえって費用が
高く
ついたり、途中で嫌になって辞めてしまう
こともあります。
(それだけは避けてほしいのです!!)

独学のみで1級への合格はネイティブや
帰国子女でない限り難しい
かもしれません。
Catoがそう考える理由は、いくつかあります。

1. ライティングや二次面接の対策

英検1級には、ライティングや英語での
面接があるのはご存じですか?
これらは、相手に何かを伝えたり
表現したりすることが求められます。
要するに、自分自身で完結しないって
ことです。相手がいてこその表現。
その練習を、一人(独学)でするのは
なかなか難しいところがあるでしょう。

学校の先生みたいな、心強い味方はいない…

2. モチベーションの維持

Catoの個人的意見ですが、独学では
モチベーションの維持が難しいかも
しれません。
1級は非常に高い目標である一方、
それが取れないからといって直接的に
不利益は生じませんし、ほとんどの人が
急いでとる必要もないでしょう。
そのような状況で独学では、いつでも
辞めてしまえる理由が見つかります。
多分、一度辞めてしまえばもう二度と
挑戦する気にはなれない
でしょう。
(人間、そんなもんだと思います)
だからこそ、身銭を切ってスクールに
通う
ことをオススメしたいのです。
実際に、私も自分でお金を捻出して
スクールに行き、合格しましたから。
背水の陣、ってやつですね。

「まぁ、また今度やろっかな(ハナホジ)
別に取れなくても困らんしさ。」

パッと決意して、ガっと集中。
そして、サッと合格。

関西人らしい、擬音だらけの説明
ですが、これは鉄則だと思います。

3. 受験のチャンスは年3回

1級は、従来型の試験のみで開催されます。
英検S-CBT (Computer Based Test) は対象外。
他の級であれば、年間最大で9回受験する
チャンスはありますが、1級は従来通り
年3回の受験機会しかありません。
この貴重なチャンスを、独学だけで
乗り切ろうとし、結局不合格で棒に振る
のは得策ではないと考えます。

試験準備の方法: スクールへ通う
(オススメ度:★★★★★)
多少コストはかかるが、オススメ

上記の理由から、またCatoの個人的経験から、
多少の金銭的な負担が発生する「スクール」を
オススメしたいのです。
「餅は餅屋」なんてことわざがあるくらいですし、
その道のプロが在席するところで徹底的に対策するのが、
合格への最短ルートかもしれません。

1. 「投資を無駄にしたくない」モチベーション

まぁ、そりゃそうです。誰もお金を無駄に
したくはない
ですよね。
「身銭を切る」という経験は、それ自体が
モチベーションとなり、お尻に火をつける良い
きっかけとなり得ると思っています。
さぁ、自身を駆り立ててゴールを突っ切って!!

燃やせ、やる気とお金!

2. その道のプロがいる

英検対策を用意しているスクールには、
試験対策のプロが在籍しています。
TOEICとは違い、受験者の母数がかなり
少数である英検1級。
体験談やハウツーがまとめられた
情報も、TOEICよりかはよっぽど
少ない
のが実情です。
(だからこのNoteを作るんですけど)

だからこそ、英検対策に精通している
プロの力を頼るのが合格への秘訣かも
しれません。

おわりに

長々と書き連ねてきました。
(約4000文字!ここまで読んでくれて
 どうもありがとう!)

英検1級を取得できたCatoが、合格して
良かったと思えた経験や、合格までの
道筋などをまとめたNoteでしたが、
いかがでしたか?

最上位級を取れたからといって、まだまだ
英語の勉強は必要だと痛感しています。
特にスピーキングはまだまだなので、
これで終わりじゃないのだな、と思ってます。

しかし、英語学習のマイルストーンとして、
一つ大きなことを成し遂げられたのかな、と
感じているのも事実です。

少しでも興味関心があるのなら、まずは
一度過去問に触れてみたり受験してみては
いかがでしょうか?
そうした中で、CatoのNoteが少しでも
お役に立てれば、これ以上うれしいことは
ありません。

「もっと○○について知りたい!」
「こんなテーマでNoteを作って!」
といったご要望があれば、コメントで
なんでも書いてください!

それでは、また…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?