ミスタープリズナー

プレミア音楽朗読劇、VOICARION 「Mr.Prisoner」を鑑賞。

偶々上川さんのアカウントで見かけてチケット取れることを知った瞬間にもう絶対行くってなったやつw
長年推してる上川さんだけど、これまで舞台を見に行く機会も無かったので初めてが朗読劇ってのも不思議な感じではあるが、共演が山ちゃんとめぐ姉ってどう考えても好きしかないと思ったしw
しかも再再演とのことで多忙なメンバーのスケジュールを押さえるのに4年かかったとか書いてあったからこれを逃したら何年後になるのかとかそもそもこの手のもの再演が無かったりするから、仕事が休みの日にまだチケット買える時点で運命だと思って。

七色の声(実際は9役w)を持つ山ちゃんに少女時代と大人パートの使い分けするめぐ姉、それに引けを取らず2役の演じ分けをする上川さんはさすが役者だなぁと。レジェンドのお二人は当然のように声色などを使い分けていたけど、上川さんの無邪気な少年っぽさすら感じるディケンズと冷徹さを感じるヘイスティングスへの切り替えが凄かった。。。

とりあえず序盤からセリフが刺さりまくって泣いてた。学びとは?自由とは?をすごく考えさせられる作品で、ただの思いつきで行ったのに幕間でメモ取ったり、終演後は色々食らいすぎて今動いたら頭の中の言葉が全部溢れ落ちてしまうと思いしばらく動けなかったw

聞いたことのある一節や過去に読んだ本(ヨハネの福音書やらシェイクスピアやらゲーテやら)とか動きや映像がない分脳内で補完したりとか物凄く頭使ったわー。
知識が解像度を上げるっていうのはこういうことなんだよなーと改めて思ったりも。

そういえば上川さんを推し始めたきっかけを思い出しながらシアタークリエに向かってて、演劇部でやった「嵐が来るまで待って」を思い出してたらラストで嵐じゃん!って思わぬ伏線回収をしてしまって一人で面白くなってたw

その他個人的に気になってメモしてあったのが、降りしきる雪のシーンのBGMでヴァイオリンの主旋律がヴィヴァルディの冬みたいだったのとカーテンコールでパーカッションの人がマレット持って出てきたの可愛かったw
それとメンバー紹介でひざまづく上川さん・・・眼福ぅぅぅ。

開演前・幕間の客席へのアナウンスで囚人の皆様って呼びかけとか場外へ出ることを脱獄とか禁止事項やったら刑期が延びますとか聞きながらみんなフフってなってたけど、誰しも何かに囚われてるのかもって思ったらあれも演出だったのかとかちょっと鳥肌が立ったりも。

できれば台本を書籍化してくれないかなー。円盤はあの生のクオリティを出すのは無理だと思うのでせめて台本で思い出して反芻したいw
あと効果音を除くBGMが生演奏だったのだけど青弦さんみたいにCD化してくれても各シーンを反芻できて良いような?w

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