ものごと

春、明け方の心地よさに付いたり離れたり
夏、それが終わる前に、見えることもない
秋、時は訪れたのか、それともどうしてか止まったのか
冬、それはわたしが収穫物を持たないところで終わる

暁、拳銃が空を明るくする
朝、遮光板の安全の中にある黒ずんだ布
昼、くもりにくもりにくもった雲
夜、命は疑惑にのみ甦る

日、最大級の核の熱を賛美する
月、足元にはその好戦的な慈悲の影があり
雨、清らかになってはくれまいか
星、忘れられた光、許しという治療

船、見えない勝利、夢見る航海者の帆
車、性的に失敗するプラスチックの安全性
列車、満載された死体と渇望
歩み、勇気ある前進、薄明りの迷宮

道、異なった視界には異なった風景が映り
海、異なる青の視界に共通するもの
浜、誰かの痛みの遺失物取扱所
風、嵐やそよ風に、対価は支払われた

誕生、決定的な時間を振り返って
成長、その力を感じ、詩の言葉を知った
死、必ずや再臨のための一行があるに違いない
信、心と魂の中で、その奔流を作り出すだろう

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