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Nessie feat.#kzn

そしてクライマックス、決戦シーンなのだが…。
よりによってここの脚本が出来ていない。
監督は頭の中にあると言うが絶対に嘘だ。断言してもいい。

🦕Water Music、200番台突入です

◆歌詞

夜空駆ける赤い光 粉雪を蹴散らして
夢と現が交差する 特別な一夜
ずっと忘れていた記憶 再び螺子を巻く
ジェネレーターが唸りを上げて白銀のノイズが爆ぜた
空を切り裂く四角い波を 乗りこなせパドルを漕いで
暖炉の中で薪が弾けて 熱を上げ燃えてるヴィジョン
瞼の裏焼き付いたのは 忘れても忘れられないから

街を照らすイルミネーション 降る雪が揺らいだ
誰しもがざわついた 特別な一夜
日々の中で忘れていた 生きている意味を
パルスの歌が夜を貫く 域を呑めデジタルのシンフォニー
コードの向こう繋がっている 遥かなる転回の果て
御伽噺を今夜だけは 信じても許されるのなら
作り物ではない本物の ミラクルをこの目に見せて

雪深い森の奥 湖のほとり
音は尽く雪に呑まれ
闇に消えていった

見下ろす視線を感じた
そこに君がいた
まだ変えられるのか まだ行けるのか

速度を上げて水面を割いて 舞い上がれ水鳥のように
この夜がまだ終わらないなら 舵を切れ来たるべき未来へ
天頂を指す時計の針を 足元に見やりながら
幻の竜夜空を目指す 駆け抜けるトナカイより速く

◆概要

5回目の冬にして、とうとう辿り着いた№200。当初の予定数がせいぜい50だったことを考えると、遠くへ来たものです。
ただ言い換えると、これからも生きていきたいならどんどん手を打っていかなければならないことも意味します。

キャンペーンはシナリオを外れ、未知の領域へ。

◆収録

動作テスト中の様子

Water Musicはこの4年間、大半の動画を撮り貯めてきた写真とCHARATの簡易立ち絵、立ち絵を揺らす風スクリプトと音声波形鍵盤のAviutlカスタムオブジェクトで構成されてきました。低コストでコンテンツを安定して投稿するための仕組みです。

しかし色々な理由と、何より簡易にしてももう少しVTuberらしいMVを録る仕組みを用意したいという考えは以前からありました。

MVを撮る度にワールドを更新してもいいのですが、もう少しスマートなやり方を採りたいと思った結果、スクリーンを分割するやり方にしました。

この記事の後半のUV展開を工夫することで流す動画の一部をピックアップする方法を応用、Aviutlの音声波形を台座の周囲に並ぶブロックに反映させる仕組みを完成させました。
動画の残り半分にはボーカルとバスドラムの音、曲名とアイコンを配置してこれもステージ各所に投影します。

アイテム投下ギミック動作テスト

さて、椅子にはWASDとSpace/Shiftの6つの入力があり、言い換えるとワンマンでも6つまでアクションを仕込むことができます。
今回はWADが「左右に揺れる」「台座の周囲を回る」「上から見下ろす」視点の変更。通常使われませんが、clusterではカメラを設置することで視点を固定できます。
残るSはランダムでアイテムを投下します。スクラッチなどの動作をさせることも考えたのですが、目立たないのでより派手な演出を志向しました。ちなみにカメラを固定した状態でもマウスドラッグで首を振ったり出来ます。

Space/Shiftは水槽の淡水/海水切り替え。ライトも切り替わります。
周囲を泳ぐ魚はドット絵を貼った両面板ポリをパーティクルにしたもの。マテリアルはブルームを強めにかけているので白飛び防止に、ライティングの影響を受けないUnlitを採用しました。

このワールド自体はカメラ切り替えなど一般向けでない機能を積んでいるので公開予定はありませんが、これを応用した小道具やこの仕組みを使ったアクアリウムワールドはそのうち作りたいとは考えています。

◆用語

●赤い光:米軍が毎年クリスマスに、トナカイの赤鼻を感知して追跡しているというアレ

●ジェネレーター/白銀のノイズ/四角い波:ファミコンなどで用いられてきたPSG(Programmable Sound Generator)は矩形波×2、三角波×1、ホワイトノイズ×1を同時に発することができる。そしてファミコンの海外仕様機は「NES」。

●忘れていた記憶/日々の中で/まだ変えられるのか:クリスマスの有名な小説「クリスマス・キャロル」は過去・現在・未来の精霊が現れる。歌詞の初稿はもう少しこの話寄りの陰鬱なものでした。

●パルスの歌:スーパーファミコンの音源「PCM(pulse code modulation)」。

●音は尽く雪に呑まれ:雪は音を飲み声を消してしまう。初期のボカロ曲にそんなのありましたね。

●水鳥:アヒル、ですかね…🦆

◆ネッシーとは

説明不要のUMAの代名詞。そういえば4thアルバムのテーマ案の一つは幻獣だったような。

さて、私は実在するかな?👻