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近江高校コラム

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これまで書いてきた高校野球コラムのうち、近江高校に関係の深いものをまとめました。
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2021年6月の記事一覧

【アーカイブ2020】エラーを受け止めるという選択肢~土田龍空(近江高校~中日ドラゴンズ)

『1番印象に残っている場面はー』。この質問、記者の想像と選手の答えはほとんど一致しない。だいたい記者は活躍シーンを想像し、選手は成長のきっかけになったシーンを答える。結果と過程。重視するポイントにズレがある。 つい最近、この質問に出くわした。聞かれた選手は近江の主将・土田龍空。想像して聞いていると、答えが土田とピタリと合った。ただ、このやり取りを掲載したメディアはほとんどない。土田の答えは『去年夏の甲子園、東海大相模戦のエラー』。確かに載せづらい。 高校野球でエラーを扱う

【アーカイブ2020】吹奏楽のないスタンド~滋賀大会・夏跡の便り②近江

「目立ってナンボ」に「お客さん第一主義」。芸能界の鉄則のような、近江高校吹奏楽部・樋口心教諭の言葉。2018年のセンバツから野球の応援曲をオール洋楽にリニューアルしたのは野球ファンには有名だが、オリジナリティもルールもない「典型的な応援」を変えた背景には、海外公演にも取り組む革命的な部の方針があった。 今年の高校野球ではスタンドの応援を聞くことができない。打球音や捕球音も確かに重要だが、アマチュア取材が中心の立場からするとスタンド応援がないのは寂しい。吹奏楽もマーチングも大