イエスの言葉(マタイ5:24)

福音書のイエス・キリストの言葉。
闇を切り裂く一瞬の閃光(せんこう)のように。

【マタイ5:24より】

「その供え物を祭壇の前に置き、まず行って兄弟と仲直りをし、それから帰って来て、供え物を献(ささ)げなさい。」(新共同訳)

「供え物を祭壇の前に置いておき、まず行って兄弟と和解し、それからもどって供え物をささげなさい。」(フランシスコ会聖書研究所訳)

「供物(そなへもの)を祭壇のまへに遺(のこ)しおき、先(ま)づ往(ゆ)きて、その兄弟と和睦(わぼく)し、然(しか)るのち来(きた)りて、供物をささげよ。」(文語訳)

「供え物をそこに、祭壇の前に置き、まず行ってその兄弟と仲直りをし、それからかえって来て供え物を捧(ささ)げよ。」(塚本虎二訳)

「供え物をそこ、祭壇の前に置き、まず兄弟のところに行って和睦し、それから帰って供え物をささげよ。」(バルバロ訳)


【感想】
・主を愛し、隣人を愛する、隣人愛の教え。
・兄弟や隣人との不和、分裂、対立という眼前の現実。楽園喪失としての日常生活。
・隣人との和解、そして神との和解をもたらす唯一の道。十字架の道。
・世の苦しみを、自らの苦しみとして引受ける在(あ)り方。なぜなら「義人はいない。ひとりもいない。」(ローマ3:10)ゆえに。

 

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