聖杯
聖杯
キリスト教の文脈では、最後の晩餐でイエスが使用したとされる血の盃(さかづき)
あるいは十字架上でイエスが脇腹を槍(やり)で貫かれた際に流れた、水と血を受けとめたとされる杯。
失われた聖杯を探し求める旅というモチーフは、多くの人々のイマジネーションを刺激してきた。
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聖杯はどこにあるのか
聖杯は何よりも、一人一人の心の中にある、のではないだろうか。
聖杯とは端的に、人のハートであり、愛の源であり、その愛の源を通して、キリストの聖心は働かれる。
そしてキリストの聖心が働かれるところ、永遠の命もまた証(あかし)されるのであろう
聖杯には永遠の命の水が溢れるばかりに注がれている
神の国(バシレイア)は、聖杯を通して、今、地上に顕現されてゆく
我が心のうちにある聖杯、救いの磐(いわ)として大切に守ってゆきたい。
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