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Crunchyroll Anime Award2024発表の裏で、海外がざわついてるアニメ

カトリンです。
プロ腐女子(自称)です。
海外のオタクが喜ぶこと企画するのがお仕事です。
中国や南米が主戦場。

さてさて。クランチロールのアニメアワードが発表されましたね。
呪術廻戦とか鬼滅の刃とかスズメの戸締りとか、話題作が受賞してました。

ところで、かなり重厚なストーリー展開で今回惜しくも賞を逃したものの、ファンが熱く支持している作品があります。
それはヴァンランド・サーガ(海外だとVSと略されることが多い)です。

熱く支持してる人たちを分析すると、進撃の巨人が好きな層がそのまま流れているような印象も受けます。

日本のアニメは細くて美しいスタイルのアニメが多いですが、大人が引き込まれるような、武骨なアニメを作れるのも強味。VSの支持層はその辺を良くわかっているような気がします。

さて。今回の発表でざわついてる理由ですが、「流行りのアニメ以外は評価されない」というもの。
流行りのアニメを満遍なく紹介するための賞レースのよう、という投稿が発端です。
(そういうものってならないのも面白いです)

炎上までには至ってないですが、自分の好みに合うようなアニメを探しにくくなってきたという意見もあるようです。

アニメがメジャー化したことで、メインストリームにしか興味がないライトでカジュアルな層が投票するから、どうしても「流行ったものが流行る」という枠からはみ出せない。
いやいや、作品の良さは自分たちが分かっていれば良いんだ。シーズン3を楽しみにしていよう。
そんなやり取りをVSのファンがザワザワとしてるのはなかなか面白いです。
好きな作品は認められたら嬉しいですし、全く何にも評価されなかったのは悔しいということだと思います。

コアなファンを掴んでいる作品ってたくさんあると思うんですが、そういうのはなかなか広まりにくいですよね。もっとたくさんの人に知って欲しいと思う反面、自分だけが良さをわかっているっていうのも手放したくない。
そんなオタクゴコロが垣間見えるやり取りがVSをめぐって繰り広げられていました。

ヴィンランド・サーガの制作チームに、海外ファンの熱い支持が伝われば良いのになぁ✨と、思うのでした。

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