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ムーミン・コミックス 第4巻

署長さんの甥っ子

メルヘン可愛い、囚人に優しい署長率いる警察署を舞台にするお話。

ぐうたらな悪い甥っ子さんが二日酔いで法の番人に目覚めてさぁ大変!ムーミン一家も逮捕されそうになって署長さんは大慌て。

そこで呟く台詞が

うーむ クラースになんとかやめさせねば…
やつは単なる親戚だがムーミンたちは友人だからな

いやぁ。つい吹き出してしまう良い台詞じゃないですか。

血の繋がりほど近い知り合いは居ない。

ある意味、血の繋がりは知り合ったり仲良くなったりする切っ掛けにしか過ぎない事を痛感するいい台詞。大事にされたいなら大事にしないと。

因みに最後は甥っ子のクラークさんが、密輸タバコでぶっ飛んでワルに戻るというお話。

他人のルールを折り曲げる位の迷惑をかけるくらいなら社会のルールを捻じ曲げてたほうが皆大変じゃないというお話でもあるのかな。

ムーミンの可愛いイラストも相まって、好きな台詞にランクイン!

語りたいものです。

署長さん:花柄フリルのカーテンの執務室で働く酒と猫と花が好きな可愛い警察官。
重い足音をたてるには不向きな足は甥っ子さんも遺伝してて、イラスト見る限りカッパみたい。想像するだけでものどかなムーミン谷にぴったりです。

興味持ったら是非読んでみて下さい。
要所要所可愛すぎて感想書いてる今も楽しくて仕方ないですよ。

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