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漫才のネタを書いてみた、その振り返り

Windowsの初期設定の壁紙みたいな画像を上に貼り付けてみました。1限の授業を聴きつつ、このブログを書いています。授業内容が「少し前まで頑張っていた(時間と労力をかけた)テーマに関するもの」であったので授業中に急速に気分が悪くなり、気を紛らわすためにこの記事を書いております。

休養期間中に漫才のネタを書いてみたので、それを作成してみた感想をこの記事にて書いてみようと思います。また同じようにネタを作る場合は自分で自分の記事を参考にします。

書いてみた感想(5分ネタで2000字程度の場合)

1.大喜利からアイデアを得て、テーマを選択した


➀大喜利で良い解答を出せた
➁「➀の回答を活かすには、どんなテーマの漫才を作るのが良いのだろう」と考える
➂テーマを決める


以上の➀~➂のような過程を経て、テーマを選択しました。M1、少なくとも決勝の審査基準を考察する限り「テーマの新規性や漫才のシステムの新規性が高いほど高得点が出やすい」という傾向が見受けられます(特に立川志らくさん)。ちなみに僕の作成した漫才は賞レース向きのものではなく、地下ライブ等で披露することを想定して作成されたものです。言い訳がましいですね。

2.テーマを選択したら、始めにオチを考えた

ぼくの性格上、先にオチを考えないと落ち着かないため先にオチを考えました。


A : 「〇〇(オチとなる文言)」
B : 「もうええわ」
A&B : 「どうも、ありがとうございました。」


の○○部分を考えるわけですね。

3.実際にネタを書き始める前に大体の流れを考えた

格好つけて言えば、プロットというやつです。この段階で登場人物も確定させました。登場人物像を考えているうちにアイデアが湧いてきたりするので、その場合はWordのコメント機能なんかでコメントして、アイデアをネタに盛り込むのを忘れないようにします。
今回作った漫才は所謂「コント漫才」というもので、野球でいえば7回からの継投、サッカーでいえばスペインのポゼッションサッカー、バスケで言えばゾーンディフェンスみたいなものです。つまり、手堅い型ということですね。

以下今回の漫才の流れです。


➀ツカミ(挨拶代わりの軽いギャグ)
➁「○○(コンビ名)です」よろしくお願いします。
➂「そういえば最近○○(例えば旅行)したくなってきてて……」
⇒「じゃあ旅行に備えて色々とシミュレーションしてみよ」
➃旅行に関するコントを行う。
(真空ジェシカさんのように2人ともコントの世界に入る場合もあれば、M1でのマヂカルラブリーさんや霜降り明星さんのように1人がコントの世界に入り、1人は外側の世界からツッコむ、という場合もある。僕が今回作ったのは前者。)
➄オチをつける→もうええわ。
⑥どうも、ありがとうございました。

※僕が今回作成した漫才のテーマは旅行ではありません。

4.流れの中にボケとツッコミを詰め込む、という要領でネタを書く

小説を書く場合、プロットの中に描写を詰め込むかと思います(素人意見です、間違ってたらすみません)。漫才の場合、流れの中にボケとツッコミを詰め込みます。ツカミで最低1ボケ&1ツッコミ、コント中にはなるべくボケとツッコミを多く盛り込む、そんな感じです。

改善点

漫才のネタに関して改善点を述べていきたいと思います。
今、改善点として思い浮かぶのは、ツカミの強さの強化盛り上がりどころの特定化、この2つです。

笑いのセンスを信頼している知り合いにネタを送ってみたところ「ツカミが分かりにくい」と言われました。2021年M1敗者復活における金属バットさんのツカミに惹かれて似せようとしたのですが、素人が難しいことをしようとしすぎていましたね。ツカミでスベると、お客さんは「この人たちは面白くないんだな」と認識してしまうリスクがあります。逆も然りです。したがって、ツカミはその他の部分よりもより力をいれて作るべきなんじゃないかな、と個人的には考えています。

盛り上がりどころの特定化、大事ですね。「この部分では絶対にウケる」という部分が中盤~終盤にかけて存在するのが理想だと思っています。中盤~終盤にかけて自信のある掛け合いを据えた上で、それ以外の部分でどれだけ盛り上げられるか(自信のある部分にかけてどれだけ場を温めることができるか)がカギになってくるのでしょう。

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