#58 T-Painがビジネス面で受けた影響を語る / ベテランラッパーのMyka 9が最も多くのボキャブラリーを持つラッパーとして認定 ほか
「CATCH WHAT'S NEXT」はシンガーソングライター、音楽プロデューサーとして活動しているYonYonと音楽ブロガー、HIPHOPライターのアボかどが 話題のテックニュースから最新ガジェット情報、音楽ニュース、HIPHOPスラングなどの豆知識まで、 普通のニュースプログラムでは聴けないカルチャーニュースを毎週月曜日、水曜日、金曜日の朝にリスナー目線で分かり易く解説していくPODCASTです。
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7月25日の「CATCH WHAT'S NEXT」で取り上げたトピックは以下の3つです。
T-Painがビジネス面で受けた影響を語る
ゲーム実況やレストラン経営など多角的に活動する人気アーティストのT-Painは7月16日、アメリカのメディア「Afrotech」のインタビューに登場。自身のビジネスについて語りました。
インタビューによると、同じ南部のヒップホップから登場したDavid BannerとKiller Mikeからインスパイアされているそうです。David Bannerはミシシッピ出身のラッパー兼プロデューサーで、俳優や慈善活動、音楽プロダクションの経営などマルチに活躍している人物です。アトランタ出身のKiller Mikeも、ラッパーだけではなく床屋や金融サービス会社の経営などを行っています。
T-PainはDavid Bannerについて「音楽から出発し、講演に行き、自分のプロダクションを立ち上げ、自分自身でこれらのルートをすべて歩んできた」と賞賛しています。
Lil Uzi VertのInstagramのプロフィール更新が話題
Lil Uzi Vertは7月17日、自身のInstagramのプロフィールを更新。ジェンダー代名詞をthey/themに変更し、大きな話題を呼んでいます。
ジェンダー代名詞は、人々が自分を呼ぶ時に使ってほしい代名詞のことです。インスタグラムは2021年から一部のユーザーに対してプロフィールにジェンダー代名詞を追加する機能が実装され、4種類の中から選ぶことができるようになっています。they/themは複数人を指す単語としても知られていますが、ジェンダー代名詞として使われる際はLGBTQであるという意味になります。
ベテランラッパーのMyka 9が最も多くのボキャブラリーを持つラッパーとして認定
西海岸のベテランラッパーのMyka 9は7月11日、最も多くのボキャブラリーを持つラッパーとして認定されたことを明かしました。
今回のラッパーのボキャブラリーの調査は、デジタルアナリストのMatt Danielsさんが2014年に発表したグラフと同じ方法で行われました。リリック解説などを行うサービス「Genius」のデータをもとに主要なラッパーの最初の35,000のリリックから単語の数を数えるという方法です。
Myka 9は今回、自身の著書「My Kaleidoscope」の出版を機にボキャブラリーを調査。すると、これまで王者とされていたAesop Rockの7879を大きく上回る、9,009の単語をリリックに使っていたことが明らかになりました。
今回の解説
メンターのアボかどがリスナー目線でわかりやすく解説。
今回はMyka 9とラッパーのボキャブラリー調査についてです。Kendrick LamarやEminemなどの調査結果も話しています。
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