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Weekly pick UP! 2022/2/9

1. スマート脳ドックのスマートスキャン、出光興産と資本業務提携--ガソリンスタンドで検診

両社はこれまで、高齢化社会における重要な課題である「健康」に対し、サービスステーションを拠点とした予防医療の普及を図る事業の創出に向けて協働し、車両を用いた脳ドックサービスの提供を実証してきました。

出光興産では、地方自治体などと協働し、サービスステーションを「地域固有の課題に対してさまざまなサービスを必要な時、必要な場所に機動的に提供できる」拠点とすることで、暮らしと移動を支え、地域住民の生活を豊かにする新しい時代の場に進化・変革することを目指しています。

スマートスキャンは、クリニックのプロデュースをはじめ、「スマート脳ドック」サービスの仕組みを提供。さらに、医療施設が保有するMRIの未稼働時間を活用しスマート脳ドックを提供するシェアリングエコノミーモデル事業を展開しています。

今回、車両を用いた脳ドックサービスの提供を通じて確認した、地域における移動式健診サービスのニーズやサービスステーションとのシナジーをさらに発展させるべく、資本業務提携に合意しました。スマート脳ドックの仕組みを活用した移動式健診サービスの共同展開および、展開戦略立案業務で提携していく予定です。

出典 CNET Japan  Link

2. 財布に入る心電図計 心電図を計りスマホに表示するカード

AliveCor社のデバイス「KardiaMobile」が進化し、名刺やクレジットカードと同じサイズの「KardiaMobile Card」が誕生しました。

スマホとの連携はBluetoothで行います。不整脈は心房細動、徐脈、頻脈、心室性期外収縮、異所性心室興奮時の洞調律、QRS波形が広い場合の洞調律といった6種類が検知できます。

「KardiaMobile Card」の価格は149ドル(約1万7200円)で、年額99ドル(1万1400円)のサブスクリプション。無制限の計測とアプリによる最新鋭の診断、心臓専門医の助言、データ保管、体重と血圧のモニタリングが可能です。

出典 Gizmode  Link

3. マインドフルネスと脳電流刺激が片頭痛の鎮痛に効果を示す可能性

片頭痛は世界的に13〜18%の有病率と推算され、「痛みの悪循環」に悩まされる患者にとって深刻な課題となっています。薬物による予防・治療の限界も知られており、安全性が高い「非薬物療法」に対する期待も大きいと言われています。

片頭痛への非薬物療法として、「マインドフルネス」と「経頭蓋直流電流刺激(TDCS: Transcranial Direct-Current Stimulation)」を組み合わせた治療が研究されています。

この度Frontiers in Human Neuroscienceに発表された同研究では、ブラジル・パライバ連邦大学のチームによって、慢性的な片頭痛を持つ女性を対象に、12週間のマインドフルネスセッションと、週3回で4週間にわたる背外側前頭前野(DLPFC)へのTDCSが実施されました。計30名に対する無作為化対照二重盲検試験の結果、治療群では注意力および日常生活動作能力の改善が観察され、その鎮痛効果が示唆されています。

出典  The AI Medical Times. Link

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