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個展会場は在廊しないといけないの?

ただいま個展開催中

6月11日から始まった個展も後半戦。
やっと落ち着いて、このイラストレーターの日記もひさしぶりに書くことができました。
個展は始まるまでの準備期間がものすごく長いけれど、
始まるとあっというま。

個展会場に在廊しないといけないの?

さて、個展といえば、だいたいの作家は会場に在廊をします。
もちろん、会場によっては自分で会計をしないといけない場合は、
連日在廊しないといけません。

わたしの場合、
今個展をしている会場は、会計などはもちろんスタッフさんがされるので、
自分がやることは接客だけ。
でも、普段立ち慣れていない自分にとっては在廊しにくい場所で、
ちょっとがんばって在廊すると、
いつも体調を崩してしまいます。
なので、今回はほんの少しだけ顔出しという形で参加することにしました。

「個展は作家が在廊しないといけないもの」と以前は思っていました。
若い頃は、ほぼ毎日在廊。
その時も、体調を崩しながらかなり無理をしていて、
個展が終わると必ず倒れて数日寝込んでいました。

お客さまに言われたやさしい言葉

あるとき、いつも来てくださるお客さまに
在廊がつらいから、個展はあまりできないということを話したら、
「わたしたちは作品が見たいから、無理に会場に来なくても大丈夫ですよ。
もっと個展をやってください」
と、言われました。

なんてやさしい言葉!😭

たしかに、そう思って思いかえすと、
会場ではじめていらしたお客さまに声をかけると、
「本当の作家さんに会場で会えるなんて信じられない!
びっくり!」
とおっしゃる方が何人もいらっしゃったのです。

あ、いなくてもいいんだ!
そのときも感じたのです。

作品を見てもらうことが大事


わたしがいなくても、
作品を見てもらい、気に入ってもらった人が買ってくださればいいんだ。

そう思ったら気持ちが、かなりラクになりました。
在廊をしないといけないという強迫観念、
在廊をしない罪悪感、そういうものも薄らぎました。

とはいえ、会場に一歩も行かないのも寂しい(わがまま)😆
ということで、今回は、思い切って「在廊」というスタイルはやめて
ちょっとだけ「顔を出す」ことにしました。
会場に行かない分、遠方のお客さまにも楽しんでもらおうと、
作品の動画をYouTubeやインスタグラムにアップしています。

芳名カードにひとこと感想を!

そういうわけで、在廊はせず、
ちょこっと顔出しですが、
わたしがいなくても作品自身がみなさまをお待ちしています。

とくに原画は今回しかお見せできないものばかりなので、
ぜひ、ご覧いただけたらうれしいです。

もし、いらしたら、芳名カードを置いていますので、
お名前とご住所、感想などを書いていってくださいね。
後日、楽しく読ませていただき、
次回の個展でご案内のDMを送らせていただきます。



吉沢深雪個展2023

水彩画、版画、ポストカード、クリアファイル、
ZINEなど

会場:銀座伊東屋 K.Itoya 地下1階 フレームコーナー
中央区銀座2-7-15
開催日:2023年6月11日(日)〜20日(火)
お問合せ:銀座伊東屋K.Itoya
03-3561-8311

アクセス:
東京メトロ銀座駅 A13出口より3分
東京メトロ銀座一丁目駅9番出口より1分

⚫︎顔出し
6月17日(土)、18日(日)
11:30〜12:30くらい

6月20日(火)
最終日のため、18:00まで
*吉沢は、17:00過ぎ頃に会場に向かう予定です。


作品リスト

一部の作品を電話で販売をしています。
6月20日18時までご注文できます。

作品販売、個展に関するお問い合わせは、
銀座伊東屋に直接お願いします。


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