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ふたつの繁


しまった!もう終わってる!出遅れた!
と思ったアーティゾン美術館での展示。

いまだ東京に落ち着けないまま、
望郷の念を拗らせてる私。

そんな私のための展示だとすら思えた
『ふたつの旅』
青木繁と坂本繁二郎。
久留米出身の画家たち。

あー。見たかったー。
と思いながら、

例の如く、隙あらば里帰りしてきたら

展示、あってた。始まってた。
2人とも帰ってきてた🤣笑

繁ちゃん(坂本繁二郎)の実家にも
繁(青木繁)の実家(両家ともに一般公開されている)にも行ったことある仲だから、
帰るタイミングも一緒なんて、
私たち仲良しだなぁ、と後から思った←

息子は絵はどうでも良かったみたい。
マイマザーと交代でゆっくりみた。
東京でだとこういう事できないので
ありがたかった。



私が美術館の間、息子は母と隣接する図書館で
絵本読んでた。こちらも楽しそうだったので
みんな楽しめて良かった(マイマザーも多分)。


いつ来ても心地よい場所だなぁ〜。
色づき始めてる木々たち。

展示は言うまでもなく素晴らしかった。
東京でみてたら泣いてたと思う(不安定か)。

初めてみた繁二郎さんの水墨画、
ちょっと衝撃だった。
高良台風景と題された絵は
うちの畑のあぜ道でスケッチしてた?とさえ思ってる(思うな)。

そして月の絵がまた良い!
ポストカードあったら買いたかった(無かった)。

絵を年代順にみていくたびに、
なんか謎に繁二郎への気持ちが高まってきて、
最後、絶筆の絵を前にして、
晩年の繁二郎の境地がこの絵に現れてるのかもしれないとか思って、ひとり感極まってたんだけど、
それ繁の絵だった←

28歳での絶筆があの絵って、もう、、、繁さん、果てしないよ。。。

繁二郎さんはお月様の絵だったね😊

そういえば、もうすぐ満月だね🌕
皆既月食と天王星月食?がふたつ同時に起きるとか。

青木繁と坂本繁二郎、
同じ年に同じ場所で生まれたのも
本当にすごい事だよね。。

それを身近に感じられる喜び、ありがたや〜。

石橋正二郎さんにもありがとう!!


また行こう!

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