【ラフ画AI生成】Kritaでステーキを描く【練習】
はじめに
Krita-ai-diffusionというKritaプラグインを利用すると、KritaでStable DiffusionによるAI画像生成を利用する事ができます。この記事はステーキ画像を練習として生成した過程の記録です。
Krita-ai-diffusion など筆者が利用するAIツールの導入方法はまとめてこちらで説明しています。
初期プロンプトとラフ画
あまりステーキに詳しくなく一般的なイメージしかないので、プロンプトはAIに任せます。筆者はローカルにコマンドを作っているので、
sd-prompt "steak"
と入力すると、
を得ます。下記のものですが、今回はローカルである意味はないです。
ラフ画を画きます。
ライブ生成
Liveアイコンをクリックして再生するとライブ生成が開始されます。モデルはデフォルトで登録されているスタイルプリセットです。
※ RealisticVision_V51
さっそく生成されました。何度か強度とシードを変更して、適当なものを選びます。
筆者はローズマリーを載せたものを食べた事はないので、ガーリックがほしいのです。
「Remove Content」機能で消します。プロンプトからローズマリーを消してガーリックを画きます。マッシュドポテト?ポップコーンみたいなものも必要ないです。
ガーリックには見えません。
玉ねぎになりました。ソースの色も変わりました。
良く見るフライド・ガーリックは諦めました。肉汁のプロンプトを追加しました。
ソースの色も修正して、細部を調整していきます。
赤い部分が謎肉っぽく、もっと修正したかったのですが、あまり牛肉に対する知識がないのであきらめました。
破綻した細部を調整して、ライブ生成は終了です。
アップスケール
ライブ生成時は640x480解像度で作業しているので、Upscaleを選択して2倍にします。
拡大します。
残念ながら謎肉感はそのままです。ネギでなくガーリックがほしかったです。
気になる箇所を修正して、
完成
完成です。
まとめ
将来はAIのハルシネーション(文脈や一貫性のなさ、適当さ)が無くなるかもしれませんが、現状は生成物の深い知識が必要ですね。知らないものをリアルにするのは難しそうです。
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