バーベキューでゴミを片付けない人とはその場で縁を切ってもいい その3

0.9の人と付き合ってはいけない

その言葉が書いてある本田健さんのこの本。

いつ読んだのかわからないままこの記事を書き始めましたが、図書館で借りていたことが判明し、読んだ時期もわかりました。40歳になる直前に読んでますね。ちょっと遅かったかな・・・まあ、対象年齢から外れても、響く言葉は心に響きますね。

人を選んで清々しく生きていこうという話の続き。
今回は3/3最終回です。

消耗する人々、させても気づかない人々

うちの父親はやってくると必ず暴言を吐いて帰っていく面倒臭い人です。この人はなぜ自分の立場からしかモノを言わないんだろうと毎回必ず考えますが、出る答えはいつも一緒。その考えた時間すべてが無駄な時間でした。

そこにはこの人と関わってはいけないという事実しかない。そういう人なんだからしょうがないと思います。そして受けたマイナスのエネルギーをプラスに変えるのはとにかく時間がかかります。だから避けるしかない。

知り合いが人間関係の悪い職場で消耗しきって、体調を崩してしまいました。それでも稼がなければいけないと健気に働き続けています。

生活があるから辞められないという悲しい現状がそこにはある。その繰り返しで人は簡単に病んでいく。自分がそうだったからよくわかる。マイナスのエネルギーは精神だけでなく、体を確実に蝕むのです。

0.9の人々に明確な悪意はなく、ただひたすらその人が自分を貫いているだけなのですが、やはり周りの人は消耗してしまいます。そして繰り返し0.9の人々と接し続けることで、それ以外の普通の人と普通の状態でいることすらできなくなってしまうのです。
どうしても人は闇に落ちていきます。

0.9の人を退けないと、普通の人(必要な人)とは出会えないし、関係も築けない。
0.9の情報を避けないと、普通の情報(有益な情報)とは出会えないし、成長もない。

0.9の人やモノと接し続けることは究極の機会損失。
これが僕の中での最終的な結論です。

我慢して流すのも大人の対応。潔く縁を切るのも大人の対応。
未来が明るいのはどちらでしょうか。

0.9という下りのエスカレーターに乗ってしまったら、上に向かうためには急ぎ足で歩き続ける必要があります。
果たしてそれで本当に自分は幸せになれるのか。
最後まで急ぎ足を維持できる体力はあるのか。
僕は無理だと判断しました。

そして普通よりほんの少し頑張っているだけで、緩やかに成長していく穏やかな人生があることも知りました。
僕はそちらを選びました。

さいごに

ツラい状況の中、前向きでいるのは難しい。だからそんな状況を作らないことを最優先すべきです。もし自分のいる環境に原因があるならそれを取り除く必要があります。0.9の掛け算に参加しなければ、ツラい状況になる確率は一気に下がります。

面白くない番組なら観なければいい
くだらない飲み会なら行かなければいい
生き様を否定されるような親族には会わなければいい
お金以外に何も得られない職場なら辞めた方がいい

1である自分がいつのまにか0.9に堕ちるようなことは、避けなければいけません。それがいつか必ず自分自身を救います。

自分にできることとして、まずは最低でも自分が「1」であること。
そして余力があればそれを伸ばすこと。
それさえ出来ていれば、人生は確実に好転していくと信じています。

バーベキューでゴミを片付けない。
人の生き死にには直結しませんが、自分の運気を少しだけ下げる行動です。
明らかに下りのエスカレーターに乗っている人々です。
実際に現場を目撃したこともありますが、やはり「そういう人たち」でした。

そんなことは些細なことかもしれませんが、そういう人々と縁を切り続けていれば、確実に運は上昇します。

片付けをするのが当たり前の人と一緒に過ごす時間は気持ちいい。
ポジティブでいることがデフォルトな人と過ごす時間は心地いい。
ただそれだけのことです。

偉そうなことを書いてきましたが、僕自身まだまだ切らなければいけない0.9の習慣がたくさんあるので、それが今後の僕の課題です。

長い記事を最後まで読んでくれてありがとうございました。

ありがとうございます。有意義なことに使います。