わかりあえないと思った瞬間に距離をとるのが正解

今日は七夕でした。

一年に一回しか会うことのできない織姫と彦星。
会えないからこそ気持ちは募るし深まるのです。今日は梅雨時にもかかわらず晴れていますので、密会はうまくいったのではないでしょうか。おめでとう。

嫌いなのに毎日顔をあわせなければいけない上司や親兄弟。
ロマンチックのかけらもありません。
それを続ければ消耗するのは人としては当たり前のこと。社会全体がそれを無理強いしているような状態ですので、病んでいる人が増えていくのは仕方ないのかもしれません。
嫌いな人と顔を合わせなければいけないことの経済的損失、億や兆では桁が足りないと思います。

社会に出てしまえば、自分の意思で職を変えたり、コミュニティを変えることは可能です。学校ではそれができませんでした。クラスや学校内に嫌な奴がいても卒業やクラス替えまで待たなければいけなかった。僕にも学生時代、嫌な奴と毎日顔を合わせなくてはいけなくて苦痛な時期がありましたが、よく耐えたなと思いますね。あれこそが地獄。

今現在、この瞬間、学校や、職場や、家庭で嫌な奴と毎日顔をあわせる生活を続けている人はどれくらいいるのでしょうか。
そしてそれは変えることができるのか、それとも一生我慢しなければいけないのか。
もし後者なら、それは人間として生きているとは言えないかなり危険な状況です。

1人になることを恐れて、我慢し続けること。
その忍耐の先に、人間としての成長はありませんよ。
ただ我慢を積み重ねただけ。本当にそれだけ。何の糧にもならない。
我慢は美徳ではなくただの我慢。
まずはそれを知っておいてほしい。

いい人や気の合う人、人間としてまともな人、尊敬できる人に囲まれて幸せに暮らしている人も確かに存在します。
生まれた時からそういう集団やコミュニティに所属しているのならばそんなに幸せなことはないと思います。ですが多くの人は多分そうじゃない。

フツーの家庭に生まれ、フツーの友人に囲まれ、フツーに育っていくと思います。
その先もフツーの人生が続いていけばいいのですが、いつか何かしらの不運でイヤな奴に遭遇するはずです。
そのときにどうするか。
それが今後の運命を大きく左右します。

人にはアンテナがあって、この人とはうまくいかないなと思うとそれなりのサインを脳が送ってきます。それをきっちり受け取って処理できればいいのですが、人はなぜか忍耐する苦難の道を選んでしまいます。

お金が欲しいから
両親を悲しませたくないから
家賃を払わなければいけないから
住宅ローンが残っているから
別れるのが面倒臭いから

ダークサイドに堕ちる道を自ら選んでしまい、精神的にボロボロになる毎日を送り続けるのです。
嫌な奴と一緒にいると嫌な奴になる可能性がかなり高いです。人間はどうしても影響を受けてしまいますから。

「この人無理」と思った時にきっちりと行動を起こす。
罵詈雑言を浴びせかける必要などありません。黙って距離をおけばいいのです。
嫌いな人を本能に従い嫌う。
ただそれだけで幸せへの道が開けるのです。

今日職場で多くの幸せそうな家族に遭遇しました。
いくつになっても夫婦の仲が良い。会話がある。それだけで幸せなこと。
家族や友人同士での楽しい食事の場がある。それだけで幸せなこと。
昨日起こったことを女性店員に楽しそうに話して帰っていくおじさん。それも1つの幸せ。みなさん共通して笑顔が素敵でした。

多分ですが、あの人たちにもわかりあえない人はいたはず。
そのときにその人たちと勇気を持って距離を置いたから、今の幸せがあるのだと思います

常にしかめっ面で人を呪い、悪態をつき、口を開けば誰かの悪口ばかり。
今後もそんなおっさんは増えていくと思いますが、堂々と嫌悪しましょう。

会社も辞めましょう。
引っ越しましょう。
離縁、離婚、絶縁しましょう。

耐えることはないですよ。
いつか必ずあなたを理解してくれる人に出会えます。
幸せな人生を送りましょう。

ありがとうございます。有意義なことに使います。