見出し画像

バーベキューでゴミを片付けない人とはその場で縁を切ってもいい その2

0.9の人と付き合ってはいけない

人を選んで清々しく生きていこうという話の続きです。

「1」でいるための小さな努力

0.9の人々や情報と縁を切り続けていたら、劇的に生きるのが楽になりました。

繰り返しになりますが、「1」というのはすべてを完璧にこなせる人ではなくて、普通の人という意味です。そして「0.9」というのは、普通っぽいけどやっぱり普通じゃない人のこと。わずか0.1の差ですが、これが決定的な差です。

この0.9の法則は、人づき合いだけでなく情報や娯楽にもあてはまります。

0.9の(テンションが上がらない・平常心でいられない)人と会わない
0.9の(テンションが上がらない・平常心でいられない)情報に触れない
0.9の(テンションが上がらない・平常心でいられない)の娯楽で遊ばない
0.9の(テンションが上がらない・平常心でいられない)の服を着ない
すべて同じです。

テンションが上がらない人と会わないメリットは、過去にたくさん書いてきたのでここでは触れません。

0.9の情報に触れないメリットに気づいてからは、ただひたすら実践しています。

いちおうウチにもテレビがあって番組視聴可能になっていますが、2021年になってから見たテレビ番組は年始の逃げ恥スペシャルのみです。それくらいテレビを見ません。

朝起きてテレビをつけない(ニュースを見ない)という習慣はもう15年以上実践しています。わざわざ不快になるかもしれない情報を朝一番にインプットする意味がわからないのです。たまに実家に立ち寄るとテレビが四六時中ついていて、それが一番辛いです。

もちろんTVを見る時間がネットに置き換わったわけではありません。ニュースアプリはスマホ内に一つも入れていません。勝手に表示されるニュース系のガジェット類もすべて非表示にしています。Lineニュースも絶対に見ないし、YahooJapanのトップ画面を見ることもありません。

ヤフーのコメント欄は0.9の人々による壮大な掛け算です。配慮のない人々のマウンティング合戦に触れ続けると、必ず0.9の底なし沼に引きずり込まれます。

極端な例を出しましたが、そういった人やモノと戯れるのをやめるだけで、簡単に心が安定した状態になります。

これを習慣づけてから明らかに人生が楽になりました。不要な情報を入れても、脳内が散らかるだけ。そしてそれを片付けるのは散らかす以上に大変なのです。余計な情報を入れなければ片付ける手間も発生しない。シンプルです。

僕自身が「1」であるかどうかもかなり怪しいのに、人に足を引っ張られる余裕はありません。だからこそ0.9か1かどうかをかなり早い段階で見極めるよう努めています。

0.9の人を見抜いて無意味な消耗を避ける

前回の記事で0.9の人とは、普通に見えるが普通じゃない人だと書きました。
もっと噛み砕いて言えば、他人の活力をジワジワ奪う人、モチベーションを下げる人のことです。

残念なことにその数は多く、非常に判別が難しいです。
判断を間違えると「自分が頑張ればいいや」と必要のない努力をする羽目になり、最終的には自分が消耗することになります。日本人の人の良さや真面目さは、こういう時に裏目に出ます。

ゼロの人や0.5の人は、とてもわかりやすい。人を刺したり、盗んだバイクで走り出したりするからです。そういう人は自分に対して明らかに害があるので、縁を切るのに抵抗はないでしょう。

0.9の人は擬態するのが上手で、まともな人のふりをしています。縁を切るのも難しい。だからこそ「0.9の人」をきちんと自らの意思で見抜かなければいけないのです。

誰かがバーベキューでゴミを片付けなかったからって、自分が死ぬわけじゃない。でもその嫌なモヤモヤの積み重ねは、自分の心の大切なモノを確実に殺します。

若い頃は、0.9の人とも0.5の人とも仲良くやろうと努力してきました。「あいつむかつくけど友達だから・・・」みたいな感じで。若いうちはみんなでワイワイやるのが楽しいから、それでもいいと思います。やり直すための時間もたくさんあるし、パワーもある。

僕の場合は30代になってから、その考え方も変わってきました。積極的に0.9の人を切っていかないと、余計なことで自分が消耗してしまうからです。生命体としての残存エネルギーは確実に減ってきていて、そういうことにもうエネルギーを使っていられないのだと思います。

自分が元気に振る舞えば、周りの人も元気になってくれる。
明るく周りを照らす太陽のような人になろう。

確かにそれも真実なのですが、それが通用しない人がいる
悲しいことですが、自分の元気をさりげなく奪っていく人が確かに存在します。そこに悪意はありません。だから厄介なのです。

0.9の人を見抜けば、必要以上にがんばる必要はなく、簡単に活力を取り戻せます。自分が「1」であるために必要なことは、そんなに多くありません。

ただ普通でさえいれば、誰しもが普通に魅力的です。
それだけは知っておいてほしいです。

想像以上に長くなってしまったので、あと一回だけ続きます。

ありがとうございます。有意義なことに使います。