昨日までどうでもよかったことは、多分明日もどうでもいい

久しぶりにいい夢をみました。

ボーカルが亡くなって8年前に解散した僕が大好きだったバンド。
そのバンドが謎の来日公演。夢の中なので設定はめちゃくちゃ、東京でも大阪でも名古屋でもないどこかわからない小さいライブハウスみたいな場所でのライブ。
歌っているのはベースだった人。とりあえず手売りしていた新曲のCDは買いましたが、商品は自分たちで焼いたCDR。音楽業界の過酷な現実を見ました。

その次のライブの前にまた彼らと話す機会があったのですが、亡くなったはずの彼もその場にいたのです。生き返ったのか、実は亡くなっていなかったのかはわかりませんが、僕はずっと聞きたかったことを彼に聞きました。

あの曲のロックバージョンとアコースティックバージョン、歌詞が微妙に違うけどなんか意味はあるの?

ああ、あれね。レコーディングの時に眠かったから間違えたんだよ。
レコーディングスタジオって眠くなるよね。

そう言い残し、彼はステージの方へ消えていきました。

人の夢に出てきて、さりげなく名言(迷言)を残す。
彼は相変わらずかっこよかった。会えてよかった。歌詞の謎も知れた。
明日からもがんばれるよ。

■インターネットは夢を垂れ流す場所でいい
あんたの夢の話なんかどうでもいいよ。

確かにそうなんですけど、インターネットってその程度でいいと僕は思っています。
軽い話を自由に垂れ流す、そんな時代もありましたよね。

最近のネットってめちゃくちゃギスギスしてて怖いですよね。
有益っぽい話、誰かが激怒した話、そして公開処刑。そんなのばっかりです。

ガースーがどうとか
草津がどうとか

四六時中いろんなことでいろんな人が激怒してます。当事者はともかく何の不利益もない第三者がそれに怒る価値があるのかはわかりません。
激怒請負人の術中にまんまとはまり、見事に激怒させられているようにも感じます。

多分みなさんにとってもどうでもよかったことのはずです。
昨日までどうでもよかったことが、突然目の前に現れどうでもよくなくなる。
でも実はそんなことは明日になればどうでもよくなっている。
その繰り返しじゃないですか。

どうせ忘れるなら、知らなければよかったんじゃない?
怒るだけ無駄じゃない?
そう思うのはたぶん僕だけじゃないはずです。

宇宙兄弟でも主人公のメンター的存在のシャロンはこう告げています。
「楽しいか、正しいか、迷ったら楽しいことをしなさい」

ほんとそのとおりだと思います。
みんな正しいことを追求しすぎて攻撃的になっているんですね。

昨日までどうでもよかったことは、多分明日もどうでもいい。

正しいかどうかはわかりませんが、そんな感じで気楽に生きた方が楽しいと思います。
これからも心地よい夢を見たら報告します。有益な情報ではないのでスルーお願いしますね。

ありがとうございます。有意義なことに使います。