配慮ができない人々の見分け方

インフルエンザで寝込んでいる奥さんに向かって、
「あれ、ご飯は?」
って聞く旦那の話を聞きました。
さらに追い討ちをかけたのが「そんなの当たり前、うちもそうだよ」っていう声。

「嘘だろ。そんなのありえない」と思うのですが、それが現実なのでしょうか。
鈍感にならなければ生きていけない時代なのかもしれません。

「きちんと相手を選ばなかったからではないのですか」
と僕は少しだけ疑問に思います。

人間の根本は変わらないので素質を見抜くことが重要です。

■クレーマー気質な人とのつきあいはすぐに終わらせるべし
少し話せばこの人他人に配慮できない人だなってわかります。

何もかもすぐ他人のせいにする人

この兆候が見えればその人とのつきあいはやめるべきでしょう。

最近面白い発言をみました。
iPhoneのSIMロック解除のニュースに反応。キャリアショップに出かけてみたが、散々待たされた挙句「あなたのiPhoneはSIMロック解除できません」と言われた。何が悪いって待たせたキャリアが悪い。そしてキャリアをディスって自分を正当化。

何時間も待たされるのはその人のように何も考えずにキャリアショップに突っ込んで行くからですよ。そういうときは猪突猛進しなくていいのです。
せっかくのiPhoneなのですから、ネットを使ってじっくり情報を集め、混雑を回避するための最大限の努力をする。
自分でできそうな場合は自分でする。
できない場合は仲のいい友人の中で機械に詳しい人に頼む。
コーヒー一杯でもご馳走すればたいていやってくれるし、その代償として待ち時間を何時間も節約できる。とにかく手段は無限にあります。
それをせずに無謀な行動をとった挙句、誰かの悪口、批判を言ってストレス発散。

解除すべきはSIMロックではなくて、その人の思考停止の回路。
すぐに他人のせいにする人は確実に誰かに配慮ができません。やめるのはそういう人とのつきあいでしょう。

・運転していてすぐ前の車を煽る人
・電車が止まるとすぐ駅員さんに突っかかる人

などは確実に誰にも配慮ができない人種です。
インフルエンザになっても必ず食事を要求してきますよ。

■配慮ができる人を見抜く方法
配慮ができる人は配慮ができない人を理解できません。
配慮ができない人同士の争いごとを心の底から嫌悪しています。
だからそういう場所に近づきません。

例えば夜の街で出会いを求めても、いつまで経っても配慮ができる人には出会えない。それは当たり前のこと。夜の街には配慮のできる人は決して出没しないからです。
刺激ではなくて心の安定を求めている。配慮ができる人はそういう傾向が強いです。

・自己顕示欲があまりない
・人の話を最後まで聞く

まずはこの2つに絞って出会う人を観察してみてはどうでしょうか。

僕は「喧嘩をするほど仲が良い」という迷信が大嫌いです。
長期的な幸せは争いごとからは決して生まれません。

落ち着いた気持ちで貴重な時間を共有できる。
穏やかな気持ちで日々を過ごせる。
シンプルですが、幸せとはこういうものだと思っています。

誰かに配慮ができるよう望むのではなく、配慮のできる人とつきあう。
残念ながら解決法はそれしかありません。

誰かがインフルエンザで寝込んだときの対処が、その人の積み重ねてきた人生の全てなのかもしれませんね。

ありがとうございます。有意義なことに使います。