宇宙兄弟、怒涛の展開に涙す

先日購入した宇宙兄弟32巻から37巻まで一気に読破しました。
ここ数年単行本を買えませんでしたが、鬼滅の刃購入の勢いを借りて同時購入。買って良かったです。相変わらず泣かせてくれます。

ここからはネタバレになりますので、未読の方はご注意ください。
32巻から37巻を読み終えての感想と印象に残ったシーンをいくつか挙げます。

主人公ムッタが月に取り残されて、それを弟のヒビトが助けに行く展開にまずは震えました。これ以上ない完璧な設定ですね。素晴らしいです。読み応えありました。

NASAでの宇宙飛行士を降ろされたヒビトのロシアでの葛藤とそれを乗り越える様が丁寧に描かれています。
オリガとヒビトの付かず離れずの関係は見ていて心地よいです。

そのあとせりかさん北村さん側のISSでのミッションが完結します。実験成功、そして地球への帰還がドラマチックに描かれます。そんなに多く描かれないけど、この2人が出て来る話は基本的に泣ける話が多い。

そしてせりかさん、お父さんの回想シーン入れないで。
お父さん出るたびに毎回必ず泣いてしまうのでお願いします。
#300 「祝福の火花」は何度見ても泣ける感動的な話です。

宇宙兄弟では、この人が出て来るだけで涙腺緩むキャラが何人かいます。
・ブライアン
・シャロン
・せりかさんのお父さん
・コロッケ屋のたぶさん
・北村さんの妹
登場するだけで、これは何か起こるなと体が勝手に反応してしまうのです。
下の2人はそんなに多くは登場しないキャラなのですが、良い場面に必ず登場する要注意人物です。

屈強な女性宇宙飛行士のベティの思わぬ月での怪我、その手術。ついに伊達男カルロの本領が発揮されます。最後までかっこよかった。

パニック障害を完全に克服したヒビトがついに再び月行きへの切符を手にします。個人的な推しキャラあずまさんも一緒で楽しみしかありません。

今回買った単行本の中でのクライマックスはおそらくこの2話。
#340のヒビトの会見 、#341でムッタがそれを見る。詳しくは書きませんがしびれましたね。名シーン中の名シーンじゃないですか?ここは。

そして、37巻の最後の最後で、まさかのケンジとニッタの再登場。ドラマの作り方は毎回完璧です。すごい展開になってきてはやくも次の38巻が楽しみなのですが、37巻が出たばかり。続きを楽しめるのはしばらく先になりそうです。

おさらいの意味も兼ねてアニメと単行本で復習します。そしたまた同じシーンでバカみたいに泣くのでしょう。それが宇宙兄弟の楽しみ方です。

久々に堪能した宇宙兄弟の世界。
生きていく上で必要な大切なことを思い出させてくれます。
相変わらず人の心に火をつける素晴らしい作品でした。

ありがとうございます。有意義なことに使います。