DQ11 魔道士ウルノーガとロキの静かなる戦い

ネタバレありにつき、未プレイの方はご注意ください。

全クリしても全然終わっていなかったドラクエ11。美しいエンディングをみるための新たな冒険が始まりました。体験版を始めた直後からずっと面白かったですが、今が一番のめりこんでいるかもしれません。

手始めにホメロスを撃破。ついに英雄としてデルカダールに迎えられることになりました。しかしデルカダール王の正体はウルノーガ。油断は禁物です。

■デルカダールでの宴
ホメロスを討ったことでいちおうの凱旋帰国。悪魔の子ではなく勇者としてデルカダールへ迎え入れられます。

ホメロスにたぶらかされたわしは、長い間勇者こそ災いを呼ぶ悪魔の子だと思い込んできたが・・・
よくぞホメロスを討ち果たし、我が娘マルティナを見つけてきてくれた。おかげでようやく目が覚めたぞ。 

デルカダール王になりきるウルノーガの演技には感心させられます。

匿われていたイシの村の人々とも再会。
主人公は二度目なので、あちらのストーリーでの最後の砦での再会ほど感動はありません。寂しいことですが、これが「時を駆けた者」の宿命かもしれませんね。

皆の者!心して聞け!
この日よりこの者を真の勇者と認めその名をたたえるものとする!

デルカダール王の号令の元、宴が催されます。

2度目ですが喜んでいる人々を見るのは嬉しいものです。イシの人々の純粋さには毎回癒されます。

■犬のロキ大活躍
宴でみなが油断する中、デルカダール王が発する不穏な空気を感じ続けていた犬のロキだけが吠え続けています。

冒険の初期の頃はレベルの低い主人公の手助けをするという重要な役割を与えられていましたが、ここでもこのワンちゃんが大活躍。超演技派の魔道士といえども犬を騙すことは難しいようです。

宴が終わり主人公が眠りについた夜、デルカダール王が寝室に忍び込み勇者のつるぎに手を伸ばします。謎の力によって手をはねのけられ失敗。これがきっかけでみなが集合、ついに正体を見破られてしまいます。

■魔道士ウルノーガとのバトル
玉座の間に逃げ込んだウルノーガ、それを追う勇者一行。
ウルノーガも観念したのか全てを明かし、ついに最終決戦となりました。

魔王ウルノーガではなく、魔道士ウルノーガとのラスボス戦。
1つのキャラを別バージョンで使い回す手腕は見事。こちらは魔道士なので呪文攻撃が主体。魔王ウルノーガの時と攻撃方法も変わっていて、戦闘に飽きがこないよう工夫されています。

装備も一緒にこちらの世界に連れてきていることを忘れていて、仲間たちの装備はあの時のまま。決して良い装備とは言えませんでしたがなんとか倒せました。

時をさかのぼってきたのは
お前だけだと思うなよ・・・

意味深なセリフを残してウルノーガは消えます。

デルカダール王もついに正気を取り戻し、マルティナとの本当の意味での再会を果たします。

あちらの世界のストーリーも良かったが、こちらもよくできています。
物語が練られていて、辻褄が合わなくなるようなこともありません。
全ての謎を明らかにしたいので先に進めます。


ありがとうございます。有意義なことに使います。