GBB2021の一連の事件についての私見

どうも、蜥蜴屋しげでございます。

皆さんビートボックスの世界大会ってご存じですか？

まぁ、私もGBBぐらいしか見てないのですが。

このGBBって大会はGrandBeatBoxって言ってSwissBeatBoxが主催する大会なんですよ。

今回2021年はポーランドで開かれまして、日本の選手も動画予選勝ち抜いて出場したり、中にはすっごい成績を上げた人もいたりと大盛り上がりだったんですね。

ただ、その最中なのか前なのか後なのか、事件が発生していました。

発覚は大会の後に、予選の動画が日々公式より配信されている時です。

なんでも、出場選手が性的暴力事件を起こしたというのです。

私は、せいぜいYouTubeでの生配信を時間が合えば見ていた程度なので、現地には行ってないし、ましてトッププレイヤーの知り合いなんてものはいません。

そのため、誰が誰にという話はここでは掘り下げません。公的な発表があるまでは。

しかし、事件自体は起こったのです。

しかし実際に事件を解明し、然るべき刑罰を科すのはお国であるべきことです。ましてや私刑なんてものは決して許されてはいけません。

その上で何を語るかというと、今後のBeatBoxに関する各大会であったりイベントでの対策や、それぞれのプレイヤーが考えておくべきことです。

事件が発覚してから瞬く間に情報が拡散し、他の出場者がその事件について語ったり、今後のシーンについての対策等々がYouTubeに上がっています。

単純に「そんなやつはシーンから追放してしまえ！！」とか「被害者は誰だ？」等無神経な意見は少なく、真剣に考えている方がほとんどで、こんな記事読むよりは、考える機会になるとは思いますが、自分用として考えを吐き出します。

１．みんなが考えを持たなければいけないのではないか。

２．むやみやたら真実を暴いてはいけないと思うこと。

３．こんな風になっていけば良いなと思うこと。

１．みんなが考えを持たなければいけないのではないか。

このことについて、ここ数日の動画の内容としてはやはり事件があってすぐSwissBeatBoxのCEOや、世界のトッププレイヤーが動画を出して意見を上げています。

良いことです。

と思う一方で、まだこれだけなのか。と残念に思うこともあります。私が動画を観たのは5-6人の声明だけです。まだおすすめに上がっていないだけで他にも上げているプレイヤーやスタッフはいるでしょうが、ここでは掘り下げません。

あれだけ、ソロ、タッグチーム、クルーの出場者や観客がいて、観客の中にも数多くのトッププレイヤーがいて、それでも意見を言うのは一部だけということを残念に思います。

勿論、意見を言わない自由があるため強要することはないですが、仮にBeatBox大会がちょっと怖い人たちがいるところと思っている人は参加しにくくなり続けますし、新しい人が入ってこないということはコンテンツの衰退につながります。

ホットライン増設やスタッフ増員は勿論大事で必要な措置です。しかし、被害者からすると一番に相談するのは近くの知り合いだと思うのです。その時にどう考えているか分からない知人(プレイヤー)だと怖いですよね。

性暴力なんぞ許さんぞと言っていたことを思い出せれば助けを求められる人が増えることで安心して観客としていられる。そのためには声明が必要だと思います。

全員が全員とは言いませんが、大会に出場する若しくは今後BeatBoxの界隈を引っ張っていくぞと思っている人は特にYouTubeでもTwitterでもインスタでも何でも良いですが、意見を言って置く方がいいのではないか。という意見です。

２．むやみやたら真実を暴いてはいけないと思うこと。

こういう事件が発生した時に必ず出てくる人が、「ホントのところどうなの？」という誰に聞いているのか分からない人と、「つまりはこういうことではないか？」と勝手に憶測する人と、「じゃあこういうことなのか」と憶測の上で断定してしまう人です。

上記していますが、あくまでも調査するのは警察(お国)であって我々プレイヤーや観客ではないのです。

急に個人的な話になりますが、私はよく「ソースはどこ？」と聞くことがあります。知人との話だったり奥さんとの会話の中で起こります。このHP出しているのは誰？それを言っていたのは誰？その上で情報の正確性を探ることがあります。例えば、お国だったら正確性は担保されているな。とか全くの肩書なく個人のHPでの発言だったらその情報は正確性無いなとか。

YouTubeの動画へのコメントなんて最たるもので、引用元のない情報は意味がなく憶測に憶測を重ねるような会話もよくあります。

井戸端会議的な場面では良いですが、情報を正確に伝えるためという観点では一個人での憶測発表会はいらないのです。

そこでは全くの無関係の人が槍玉に上がることもあります。更に私刑の誘発にもつながると思っています。

つまりは、関係機関からの正確な発表を待ちましょう。

３．こんな風になっていけば良いなと思うこと。

極端な話、今回のような事件の他にもあらゆる事件が０になればすべて解決なんですが、どれだけ主催者が手を回して、スタッフが協力して、プレイヤーもそれに従って、観客が理解のある人たちであろうとも、全部が全部０になることはないでしょう。

その上で、日本では日本の大会マニュアル(最低限常備すべきシステム等)が設定され、多くのプレイヤー等々が声明を出して、安心して参加できるようになれば良いなぁと思いました。

まぁ私個人は、大会にプレイヤーとして出たことはないですし、観客としても1度だけ地方の大会を見ただけなので釈迦に説法かもしれませんが。

以上となります。