【花のハナシ】マムの魅力を伝え隊！

この記事に足を止められたそこのあなた、こんにちは。
早速ですが、
マム、好きですか？？

マム（chrysanthemum）

これです。そう、菊です。
多くの方が、菊という単語を聞いた瞬間にお葬式やお供えを想像するみたいなので、私はとても悲しいです。。。

もともと、日本にはお葬式に菊を飾る慣習はないのです。この習わしが一般的になったのは西洋文化が入ってきたころからだと言われています。！！
日本では、菊は天皇家の紋章にもなっていますし、長寿のお花として縁起が良いのです！！

とっくに過ぎてしまったのですが、9月9日は「重陽の節句」というひな祭り（桃の節句）や子供の日（端午の節句）と並ぶ五節句のうちの1日です。これは古来中国から伝わったと言われており、菊をかざったり、お酒に菊を浮かべたりしながら長寿を願う節句です。そんな節句もあるほど菊は縁起が良く、古くから愛されたお花なのです。

…と、つらつら菊について書いてきたわけですが、そんなことはどうだっていいのです。

菊、可愛くないですか？？柔らかいフォルムや色の豊富さ、複色になっている菊も結構あります。それでいて一枚一枚の花びらの繊細さ、、、これを見てイライラしてくる人なんていないですよ。

そしてね、菊は日持ちが良い！！
接客していると、「とにかく日持ちがいい花で！！」っておっしゃられるお客様けっこういるんですけど、
「こちらいかがですかー？」って菊のお花見せると
「あら、いいわね！」って言ってくださるんですがね、、
「これ、実は菊なんですよー！かわいいですよね！」って言うと
「え、菊なの…可愛いけどやめとくわ！」って方多いんですよね…

悲しい。。。

やっぱり、菊はお葬式のお花ってイメージが抜けないんですかね…

でも！これを読んでくださったそこのあなたは今日から菊に対するイメージが少しは変わったはず！！
黒い服だって喪服だけじゃなくて色んなシチュエーションで着るじゃないですか！それと同じで、洋花と合わせてもとっても可愛く飾れるお花ですから、ぜひ見かけたら飾ってあげてください💐

ではでは、今日はこれくらいで。

私の1番好きな色のマム