人生観が変わる

今まで「人生観が変わった」という言葉を聞くと、なんだか「んー?ほんとに?」という気持ちになっておりました。

いや、ほんとにすいませんが、やや大げさな感じがしてしまい。

外国のことわざで「古い木は曲がらない」というのがあったかと思うのですが、古い木というは老人のことをさし、曲がらないは、なかなか考えを変えないって意味だったかと。

それと同じで、ある程度の歳を重ねてきた人間が、そんな簡単に人生観が変わることなんてあるの?と。

でもこのセリフを「人生やっとここまで来た!」とか「やっとこの心持ちまでたどりついた!」って脳内で変換すると、すんなりと「あー、それは良かったですね、ほんとに」と素直に祝福する気持ちになれる。

捉え方かなと思うんですが、前者が個人的に、どうもそれまでのプロセスや歴史の存在を感じられず、後者は全てはつながっているのだという感じがする。

全てが全てに因果関係があるというわけではないけど、過去の経験を活かすも殺すも自分しだいなのよというのならまさにそのとおり。
「人生観が変わる」かなと思います。

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