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夕陽に靄がかる 目眩おぼえる空の色

梅雨の晴れ間の陽光に目眩をおぼえる
眩しさにかざした指の隙間から
もれる光はいつかの君を懐かしむように
優しく微笑むようで
靄がかる頭の中は
届きそうで届かぬ記憶の渦の中

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俯く時優しい風が頬を撫ぜる
顔を上げると優しく浮かぶ月
朧に輝く月を見上げて
地を踏みしめて
気持ちを噛みしめて
目を開きもう一度と
また歩を進める

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