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ヴァンガードのルールとゲーム用語を紹介します。

はじめに

「カードファイト!! ヴァンガード will+Dress」第1話が放送されました。
(7月5日の20:20ごろからは、公式YouTubeチャンネルで見逃し配信があります)

劇中では、ヴァンガード初心者に向けたルール説明の対戦(ファイト)が描かれました。
ただアニメでは、かなり速いテンポで展開されました。(※時間の都合もありますから……)

そこで今回はアニメのおさらいも兼ねて、ヴァンガード初心者向けのルール説明や、アニメによく出てくるであろうゲーム用語の解説をしていきます。

ヴァンガードの世界観

ヴァンガードは、地球によく似た惑星「クレイ」を舞台に戦いを繰り広げるカードゲームです。

惑星クレイは科学と魔法の両方が発達しており、いわゆるファンタジーの「剣と魔法とドラゴン」に加えて、SFの「超能力者やロボット」が共存している世界観となっています。

プレイヤー(ファイター)は、多種多様なクレイの住人と一体化し、味方を率いる先導者・ヴァンガードとなって戦います。
この世界観をイメージするのが、ヴァンガードを楽しむ重要ポイントです。

公式のルール説明ページ

ヴァンガードは、公式のルール説明がしっかりしています。
まずは、こちらをチェックしましょう!

10分でルール説明をした動画、10ページの漫画と、それを4分の動画にしたバージョン、そして「ファーストガイド(ルール説明書)」が掲載されています。
まずは10分動画や漫画で、カードの種類やファイトの流れを把握すると良いと思います。

ゲーム用語の解説(20種類)

デッキ

ファイトに使う、50枚のカードのこと。
初心者向けの「トライアルデッキ」は最初から50枚がそろっている商品なので、他にカードを集めなくても遊ぶことができます。
どのような50枚を選ぶかによって、戦略が大きく変わるのがカードゲームの面白いところです。

ユニット

ファイトに参戦する惑星クレイの住人を「ユニット」と言います。
他のカードゲームで言うところの「モンスター」や「クリーチャー」に当たるカードです。

ヴァンガード(ゲーム内用語)

カードゲーム名ではなく、ゲーム内で「ヴァンガード」と言う場合は、前列の中央に置かれたユニットを指します。
ファイターと一体化したユニットで、攻撃されても退却することがありません。
ヴァンガードが攻撃を受けると「ダメージ」を受け、ダメージが6になるとファイトに敗北してしまいます。

リアガード

盤面に置かれる、ヴァンガード以外の攻撃用ユニットたちです。
ヴァンガードと共に戦う仲間で、最大5体まで展開できます。
前列に置かれたリアガードは、相手の攻撃を受けることがあります。
攻撃を受けたリアガードは退却して「ドロップゾーン」に置かれます。

ガーディアン

相手からの攻撃を身を挺して守る、防御用ユニットたちです。
アニメでは「■■でガード!」のように呼び出されます。
ヴァンガードが受けるダメージを防ぐために重要ですが、ガードのために展開したユニットは、その役目を果たすと退却して「ドロップゾーン」に置かれます。
ガーディアンを出さず、相手からの攻撃を受ける選択をすることもあります。
その時は「ノーガード」と宣言することが多いです。

グレード

ユニットの強さ(格)を表す数字です。
グレードは0~3の4段階が基本ですが、さらに上のグレードのユニットも存在します。
最初に一体化するヴァンガードのグレードは0ですが、少しずつグレードを上げて強くなることができます。
ヴァンガードのグレードが上がれば、強いユニットが一緒に戦ってくれるようになります。

ライド

ファイターがユニットと一体化して、新たなヴァンガードになることを「ライド」と言います。
ファイターの精神が、ユニットの肉体に「乗る」イメージです。
現在一体化しているユニットよりも強いユニット(グレードが高いユニット)に「乗り換える」際も、ライドと言います。

コール

リアガードやガーディアンを呼び出すことを「コール」と言います。
リアガードにコールできるユニットは、グレードがヴァンガードと同じか、ヴァンガードより低いユニットだけです。(格下の先導者には従ってくれないので)

アタック

ヴァンガードを含め、前列のユニットは戦場の最前線で戦う攻撃役です。
「アタック」は、そのまま攻撃の意味。
味方の前列のユニットは、相手の前列のユニットにアタックできます。

ブースト

後列に展開されたユニットは、前列のユニットを補助することができます。
カードの左上に「ブースト」と書かれたカードは、前列のユニットがアタックする際にその攻撃を補助し、強力なアタックにすることができます。
グレード0とグレード1のユニットが、ブーストの能力を持ちます。

ドライブチェック

仲間たちを率いるヴァンガードがアタックする時には、その士気に応えるように、新たな仲間がやってきます。これをドライブチェックと言います。
ヴァンガードがアタックすると、攻撃ファイターは山札の一番上をめくって公開して、手札に加えます。
この時に後述の「トリガー」がめくれると、その攻撃がさらに強力なものになります。

ツインドライブ(トリプルドライブ)

グレード3のユニットは、1回のアタックで2回のドライブチェックができます。これを「ツインドライブ」と言います。
トリガーをめくる確率が上がるので、攻撃が強力なものになります。
さらに手札が2枚増えるので、リアガードやガーディアンをコールしやすくなります。
「トリプルドライブ」は、グレード4のユニットが持つ能力で、その名の通りドライブチェックが3回できるようになります。

ダメージチェック

ヴァンガードが相手の攻撃を受けると、ダメージを受けます。
1ダメージを受けるごとに山札の一番上のカードが1枚ずつダメージゾーンに置かれていき、ダメージゾーンが6枚になると敗北となります。
ドライブチェックは、ヴァンガードの士気に応えて、仲間が手札に集まるイメージ。
ダメージチェックは、ヴァンガードの痛みに反応して、仲間がダメージゾーンに離れていくイメージです。少しさみしい。

トリガー

カードの右上に「☆」「引」「前」「治」「超」のアイコンがあるカードは、ドライブチェックやダメージチェックの時にめくれると追加の効果があります。
アニメでは「ゲット、■■トリガー!」のように宣言されます。
攻撃が強力になったり、防御力が高まったり、時には負けそうな局面にギリギリ生き残ったりすることもあります。
トリガーはファイトの華、と言っても過言ではないでしょう。

インターセプト

前列のリアガードがガーディアンになれる能力で、グレード2のユニットが持っています。
アタックした後に守りに回る、いぶし銀の働きを見せます。

ソウル

ヴァンガードは、ライドするごとにカードが重なっていきます。
この、ヴァンガードの下にあるカードを「ソウル」と言います。
後述する「ソウルブラスト」などで役立ちます。

カウンターブラスト

ダメージゾーンのカードを裏返すことで使用できる能力です。
攻撃を受けた痛みを利用するので「カウンター」の名を持ちます。
ダメージが6枚になると敗北するので、基本的には5枚しか裏にできません。
回数に限りがある分、強力な能力が多いです。

ソウルブラスト(廻間ミチルのキーワードその1)

ヴァンガードの下にある「ソウル」のカードをドロップゾーンに置くことで使用できる能力です。
廻間ミチルの切り札《ドラジュエルド》は、ちょっと特殊なソウルブラストで相手を弱体化させて攻撃することができる、なかなか強力なユニットのようです。

ペルソナライド(廻間ミチルのキーワードその2)

グレード3が持つ能力で、同じ名前のユニットにライドすると、自身と味方が大幅に強化されます。
たとえば《天輪聖竜 ニルヴァーナ》が《天輪聖竜 ニルヴァーナ》にライドすると、ペルソナライドになります。
同じ名前のカードは4枚しか使えないので、すでにヴァンガードになっているカードと同じ名前のカードは3枚しかありません。条件がやや厳しい分、強力な能力です。
トリガーと並ぶファイトの華で、こちらも不利な状況を一気に巻き返すことができます。

オーバードレス

アニメの主人公・近導ユウユが愛用する《トリクスタ》は、さまざまな強力な姿に変身して戦うことができます。
この変身能力を「オーバードレス」と言います。
アニメでは「《トリクスタ》を■■にオーバードレス!」のように宣言されます。

追加の用語解説

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