知らず知らずに感染しているかも？

こんにちは、キャスター内部監査室の北村です。

突然ですが、
「あなたのパソコンはウィルスに感染している可能性があります」

こんな警告文がいきなり作業中に出てきたらかなり焦りますよね？

読者の皆様のほとんどが、PCにウィルスソフトをインストールされているかと思いますが、それでも自分のPC/スマホがウィルスに感染してしまったかも・・・？
と、不安になった時に焦らず落ち着いた対応が出来るよう、
チェックしたいポイントと、実際にウイルスが検出された場合の対処法をあわせてご紹介していきます。
いつこの場面に遭遇するか分からないので、ぜひ覚えておいてください。

まず、「ウィルスに感染している可能性があります」という警告はでたらめであるケースも多いです。

警告文が出てきた場合でも、その時点では実際に感染しているケースはほとんどなく、画面の指示に従って操作させ「このアプリをインストールすることで感染が解消されます」などという言葉で誘導し、全く関係のないアプリケーションや詐欺アプリケーションをインストールしてしまう「罠」になっていたりします。

こちらの「罠」画面はブラウザで表示されるかポップアップダイアログで表示される、いずれかのパターンが多いです。
ポップアップダイアログで表示された「罠」画面では、閉じるボタンがなく強制的に次の操作画面に誘導されるケースもあります。

上記のような「罠」画面への対応としては、何もせずに画面を閉じることを推奨します。
表示された指示に従った操作は絶対にしないでください。

上記の画面が出てしまい、何もせずに画面を閉じたけれどもやはり心配。
もしくは自分のPCはウィルス感染していないかな？と心配になった方は、
ぜひ下記チェック項目をもとにご自身のPCを確認してみてください。

【ウイルス感染チェックリスト】
　□　勝手に再起動を繰り返す
　□　自分で作った覚えのないファイルが増えている
　□　ファイルの拡張子が変更されている
　□　特定のファイルやフォルダが開けない
　□　知らない間にメールが送信されている
　□　メールの管理画面や会員制のサイトにログインできない
　□　ブラウザのブックマークやツールバーが変更されている
　□　何もしていないのにブラウザのウインドウが開く
　□　パソコンの動作が全体的に重い

何気ないように見える項目もありますが、複数個該当がある方はウィルス感染している可能性があります。
企業にお勤めの方などは、すみやかにセキュリティ関連の部署までご連絡いただくのがよいでしょう。
ふたを開けてみると取り越し苦労だった、という結果になれば万々歳です！

ちいさな違和感を感じた時にすぐに対応することが大切です。

普段からセキュリティ対策への意識を持って業務に取り組んでまいりましょう。

次回はまた別のお話を。