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【リモートワーク企業の新入社員研修】研修動画には「音声・ナレーションを入れない」。その理由とは?

こんにちは。2014年からフルリモート経営をしている株式会社キャスターのPRチーム(広報)モリ&ツボイです。

新年度ということで、気持ち新たに何かを始められた方もいらっしゃるかと思います。

キャスターはというと、コーポレートロゴとコーポレートサイトをリニューアルしました!

また、新入社員が入ったので、新入社員研修の真っ最中でもあります!(とはいえ、キャスターは通年採用で毎月入社する人がいるので、新年度に限らず毎月行っています)

キャスターはフルリモート企業なので、新入社員研修も当然フルリモート。今回は、そんなキャスターの新入社員研修をどのように進めているかをお伝えします。

入社初日の研修は「動画視聴」がメイン

モリ:ツボイさん、最近入社された方からこんなコメントをいただきましたよ。

入社する前から教育担当の方がつくという認識はあったのですが、ここまで手厚いとは思っていませんでした。入社前に教育体制が非常に整っているということを知れたらより良かったと思いました。

ツボイ:おぉぉ〜、嬉しいコメントですね。
最新の新入社員研修って、どんな感じで行われているんですかね。

モリ:私も、入社したのが2015年とかなり前で今とは全く違うと思うので、一緒に体験してみませんか。

ツボイ:そうですね!

モリ:入社初日は配属に関係なく、共通の「動画研修」を受けます。2日目以降は、各部署ごと、また職種によっても異なります。
今回は、1日目の共通研修を見ていきましょう。

初日の流れは、ざっとこんな感じです。

1. 各自:セキュリティソフトのインストール、各ツールの設定

2. オンライン対面:入社オリエンテーション

3. 動画1:CI/VI動画研修 (約7分)
 内容)
 ・CI/VIについて
 ・ミッションについて
 ・ポリシーについて

4. 動画2:共通研修program1 (約12分)
 内容)
 ・仕事環境の整え方
 ・ツールの使い方、注意点
 ・チャットコミュニケーションのコツ

5. 動画3:共通研修program2 (約9分)
 内容)
 ・キャスターのセキュリティルール

6. 動画4:共通研修program3  (約7分)
 内容)
 ・キャスターが開発した独自システムの使い方

7. オンライン対面:人事オリエンテーション

8. 各自:配属(部署ごとにマネージャーオリエンテーション、研修など)

モリ:入社初日に見る動画は4本で、一斉ではなく各自で視聴します。CI/VI動画研修以外は、動画視聴の後にテストを受けて、理解度を確認できます。
また、入社1ヶ月後にも、研修した内容が身についているか確認できる動画が用意されています。

ツボイ:オフィス出社だった自分の新入社員の頃を思い返すと、新入社員研修って長い座学が永遠と続いていたイメージ…。それと比べると、各動画がかなりコンパクトにまとまっている印象です。4本見ても、たった30分ほど!しかも、動画だと自分のペースで進められるし、見返せるのも良さですね。

モリ:倍速で視聴できるのも嬉しいです。
でも、気になったのが、映像のみで音声がほとんどないことです。音声が入っていたらもっと親切なんじゃないかな。

ツボイ:たしかに、音声やナレーションなどはない動画でしたね。音声が入っていたら受講者にとってはありがたいけど、制作側にとっては大変なんじゃないですか?

モリ:手間の問題なんですかねぇ?何か意図があるかもしれないので、研修担当部署のマネージャーに質問してきます!

研修動画に音声を入れない理由とは?

モリ:研修動画に音声が入ってない理由を聞いたら、「なるほど〜」な回答でした。

音声を入れていない理由は、チャット文化のキャスターで働くうえで、テキストを読んで理解することに慣れてもらいたいためです。
また、初日にテキストで理解することやコミュニケーションを取ることに難しさを感じる方には、必要に応じて早めにフォローすることもできます。

ツボイ:なるほど!そういう理由だったんですね!
たしかに、リモートワークはテキストコミュニケーションが基本ですしね。動画に音声やナレーションを入れることは一般的には親切なことかもしれないけど、リモートワークにおいては音声がなくても理解できるようテキストに慣れていった方が後々に良い、というのが目から鱗です!

モリ:それと、初日はいきなり動画メインだと孤独に感じないかなぁと思ったのですが、15分ほどの入社オリエンテーションで研修担当者と少し話せたり、ウェルカムランチが開催される部署もあるようでした。

新入社員研修は、研修担当部門で試行錯誤しながらアップデートを加えつつ運営しているそうです。

ツボイ:無駄にやさしすぎず、でも無機質すぎず。合理性を追求して研修プログラムが作られているんですねぇ。

モリ:動画に音声がないなんて不親切だなぁと、安易に思ってしまったんですが(汗)、聞いてみて研修設計者の意図が理解できてよかったです。

冒頭のコメントで紹介した手厚い教育体制については、次回以降の各部署の研修で詳しくお伝えします!

また、覗きに来ていただけたら嬉しいです。


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