覚えておこうソーシャルログインのメリット・デメリット
こんにちは、キャスター内部監査室の北村です。
本日はソーシャルログインについてのお話です。
キャスターでは「マルチログイン」を禁止しています。
リモートアシスタントサービス 「CASTER BIZ」では、キャスターのスタッフが一人で複数の企業様のタスクを対応することから、誤操作及び情報漏えいのリスクを減らすためにこのルールが設けられました。
CATER BIZだけでなく、他の事業部のメンバーでもパラレルワークをされていたりしますので、キャスターのメンバー全員共通のルールとしています。
さて、本日はソーシャルログインについてのお話です。
会員サイトなどで新規登録をする際、よく見かけるソーシャルログイン(ソーシャルサインイン)。
FacebookやTwitterなどの既存SNSアカウントと紐づけて登録することで、わざわざユーザ情報を登録しなくとも共有のIDとパスワードでログインが出来るようになる、大変便利な機能です。
キャスター社内ではマルチログインをそもそも禁止しているので、会社のアカウントや、クライアントアカウントでの謝った連携は発生しずらいかな、とは思うものの、業務外でもソーシャルログインを利用する場面があったり、キャスターで提供しているサービスでもアカウント連携を用いているものもありますので、ソーシャルログインのメリット・デメリットについて、しっかり認識してもらうよう伝えています。
最近の傾向としては、LINEがソーシャルログインに利用されることが増えているようです。スマートフォンの普及とともに、メッセンジャーアプリが一般的となり、LINEログインの利用率も増えてきました。以降、LINEログインを導入するサイトと利用ユーザーは増加し、2017年の調査ではYahoo! JAPAN IDログインに次いで2番目に多く利用されています。(※ソーシャルPLUS2018年調べ)
若い世代での利用が多いサイトなどでは、Twitter連携も人気です。2014年~2015年頃はFacebook連携が多かったのですが、この数年でまた新たに変化をしています。
なんといっても一番のメリットは新規登録時の手間を省けること!です。
二段階認証の是非についてはいろいろと出ていますが、二段階認証も利用可能なためパスワード流出などの被害にあっても不正利用防止の対策となります。
とても便利な機能ではありますがデメリットの一番のポイントは、登録者の意図しない情報まで連携により取得されてしまう、ということです。
そのため、連携アカウントに登録されている情報の確認や、連携をする前に、この連携先にはどのような情報が取得されるのか、を確認することが大切です。
意図しない情報や取得されたくない情報が取得内容に含まれている場合は、連携せずに各サービス毎にアカウントを作成するなどの対応をしましょう。
上記のメリット・デメリットをそれぞれ認識した上で、普段の生活での自身のアカウント情報の運用を行っていくとよいですね。
次回はまた別のお話を。
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