「コロナでリモートワーク」の違和感3点。
リモートワーク流行ってますね。(リモートワークが流行っているのではなく、新型肺炎が流行ってるからなのですが)
キャスターは2014年創業時からずっと「リモートワーク」です。
入社からずっとリモートワークをやってきた私としては、今流行っている「リモートワーク」には違和感を感じています。
その違和感をnoteに吐き出してみました。
1.北海道〜沖縄のみならず、海外のメンバーまでがMTGに勢揃いするのがフルリモート
バナー写真にZoomの画像を貼り、居住地を記載してみました。
結果、見事にバラバラでした。
・北海道(石狩・苫小牧)
・大阪
・博多
・宮崎
・オーストラリア(シドニー・メルボルン)
入社日から、ずっとリモートワークをやっていると、メンバーの居住地は都心部から外れてきます。
今回の在宅勤務の波を機に、「仕事のために東京に住んでる」という方は、「全国地方の優秀なメンバーと切磋琢磨した時に自分が生き残れるのか?」ということに対し、危機感を感じるべきだと思います。
2.リモートワークにやり方なんてない、やるだけ。
リモートワークのHow toがいっぱい出てますが、あくまでリモートワークをいかに効率的に便利にやるか、という内容なので、やり方と括ってしまうのは、違和感。
やり方(手段)は後から付いてくるので、とりあえず「リモートワークをする!」という意思決定を先にするべきかなと思います。
3.「コロナの影響で在宅なんです」とつい言ってしまうことがある
私は、世間から見ると、「専業主婦じゃないのに、家にずっといる人」です。ランチで出かけると、「今日お休みですか?」と聞かれることもしばしば。
今までは「家で仕事してるんです」と答えると、「自営業ですか?」とか「内職みたいな感じ?」など、反応に困った回答が返ってきていました。
最近では、「家で仕事してるんです」と答えると、「コロナの影響ですよね?どこも大変ですよね〜」という会話に発展することが増えました。
「いえ、元からずっとフルリモートなんです」と回答すると、前者の反応に困った回答が返ってくるので、
つい「そうですよね、早く収まるといいですね」と言ってしまうことがあります。
違和感でしかない。
でもこの違和感、「リモートワークが当たり前じゃないから」起こる違和感なので、ミッション達成はまだまだだな、と改めて感じる場面でもあるのです。
【結論】違和感の正体
「リモートワーク」をする根本的な目的が違うんですよね。
直近リモートワークを導入した企業は、「コロナ対策」。
私達キャスターは、「労働革命で、人をもっと自由にしたい」というビジョンを持ってやっています。
流行り病や合理性を超えて、そこには根本的に「働き方」を変えたいという思いやビジョンが宿っています。
今回をきっかけに、コロナが収まっても働き方改革でのリモートワークが広まるといいなと願います。
株式会社キャスターってとこで、リモートワーク取締役やってます。 延べ500人以上の採用〜育成に携わり、1,000件以上の案件に人をアサインし続けてきました。 今もサプライチェーン側の責任者やってます。