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時折…

時折、嫁と会話していて、心苦しくなる
「え?なに?なんて言ったの?」
「ごめん、聞こえないんだ」
その都度近くで話してくれたりするが、ポンコツな自分に腹が立って、しょうがなくなる

「このクソが!ポンコツが!動け、動けよ!」
今日は、自分の側頭部を思いっきり殴ってしまった
一発、二発、三発…
ガツン、ガツン、ガツン…。
口の中を噛んだりしたわけじゃないけど、なぜか口の中が塩っぱく感じる
けど、どんなに殴っても、音は戻らない…

ニュースとかで心中のニュースとか聞くと、つい思ってしまう
「向精神薬を大量に飲んだというけど、どんな種類なんだろう?どれくらい飲めばいいのだろう?うちには、あるのかな?」とか…
痛いのは嫌だ…とか、色々と考えてしまう

こういう時は、酒を飲んで現実逃避などをしたりする
ウイスキーをコップ1杯くらいだろうか…
そうすると暫くすると、ベロベロに酔って、気が付くと朝になっている

けど、朝になったからと、現状が変わるわけでは、ない
毎朝気付かされる「ガー」という右耳の音
左耳から入ってきている音に反応して鳴らされる耳鳴り
毎朝恒例の、絶望の音…だ
夢から覚めて、おはようの代わりに入ってくる雑音
お前はポンコツなのだよ。と嫌でも認識させられる、絶望の音

本当は、こんな文章を公開してはいけないのかもしれない
誰がどう見ても、ネガティブな心の闇の部分を広げているだけだから
けど、これもある意味、現状の闘病の様子…だ。

この状況は、よくなるのだろうか…
あるいは、一生これと付き合わないといけないのだろうか?
一生付き合うのなら、自分の一生はあとどれくらいなのだろうか?

もし、気が向いたなら…