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金言634:カリスマオーナー伝説

時代劇には、将軍家のお庭番とか隠密とかが登場します。
優れた捜査能力をもち、特命により行動し将軍に直接報告します。

都市伝説ならぬオーナー伝説が、どこの同族企業にもそれなりにあると思います。ある同族企業では、本社ビルに勤務する社員は、オーナー直属特命社員の存在を感じていました。
企業内スペシャルエージェントたちは、主要事業所に「柳生の草」のように配置され、目立たない平社員として普通に勤務し、諜報活動をしています。何故その存在を感じたかというと、従業員が集まる居酒屋で「会社の内情にやけに詳しい一般社員がいる」という噂話を聞いたからです。

どこにでもいる社内の噂にくわしい仲間に聞くと、肝心なところは伏せて(知らないのでしょうが)面白おかしく、トークショーのような話を少し暴露してくれます。
事業所から上がってくる報告の信ぴょう性を確かめるため、オーナー直属の密偵が独自に調査報告しオーナーはセカンドオピニオンとしていたと考えると、カリスマオーナーにはには必須の仕組みであったと納得します。

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