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ため息325:すごく損をしている人の共通点

すごく損をしている人には共通点が二つあるそうです。

株式投資を例にあげると、個人投資家の大半が損をしています。その中ですごく損をしている人が沢山いるそうです。
共通点その1:常識的な人
共通点その2:我慢強い人

「買った株が急落する、売った株が急騰する。」この現象は常識的で我慢強い人に繰り返し発生します。理由は次のとおりです。

事例1:買った株が急落する。
理由:ある銘柄が注目され株価が上昇し始めます。しかし買わずに、我慢強く様子を見ます。新聞、雑誌、メールマガジンなどでレポーター、エコノミスト、評論家、株屋さんが上がる理由をあれこれ分析している情報を集めます。今買わないと乗り遅れる、まだ間に合うという気持ちが高まってきます。持たざるリスクの不安です。我慢しきれず、そこで買いの注文をいれます。不本意ながら、買い注文を入れる最後の集団の仲間入りをしてしまいます。この後、買う人はいなくなり、市場は非情にも売りに転じて株価は下がり始めます。

事例2:売った株が急騰する。
理由:買いと反対に、今売らなければ損失が拡大し、儲け損なうという気持ちが高まり、我慢していたのがこらえきれずに売りに出します。この人の後には売る人がいなくなります。セリングクライマックスとなり、その銘柄は買いに転じて株価は上昇を始めます。

ということは、この人たちと反対のことをやれば損をしない、逆に得をすることになるのですが、なかなかできないといいます。理由は、「市場心理」に振り回されているからだと、39歳のサラリーマンが声高に断言してくれました。
新聞、雑誌、TVなどのマスメディアが作り出す「市場心理」に振り回されていたわけです。相場占い師たちのいうとおりにやって儲かった例はないといいます。成功している個人投資家で、新聞を読まない人が何人もいるそうです。確かに周囲には日経新聞を読んで儲かった人はいません。

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