金言108:藁をつかみますか
ベンチャー企業の創業者の金言
失注:
ベンチャー企業ですから、資金力はありません。先行投資にも限りがあります。織り込み済みの案件を失注すると、キャッシュフローにすぐ影響がでます。そこで、苦肉の策として、本業を逸れた仕事にも手をだしたくなります。
選択と集中:
本業の進展に役立たないようなしのぎをやっていると、ますます本業の稼ぎから遠ざかってしまいます。何をやるかではなくて、何をしないかを決めて無駄な弾をうたないようにして、実利を狙います。
藁をつかみますか:
溺れる者は藁をもつかみます。しかしながら、疲れたとか足がつったとかで弱気になって、安易に藁をつかまないようにしたいと思っています。
ドラゴンボールのサイア人は、敵との死闘の末、一度徹底的に敗れ、虫の息になってから立ち上がると、スーパーサイア人となり戦闘力が倍増し、再挑戦では逆転勝利するというお約束の展開があります。
まだ戦闘力が残っているときに諦めて藁をつかんだら、勝ち目はありません。浮力のない藁をつかんで助かった人はいないはずです。
「なりふりかまわず」でいきますか:
本当に追い詰められたら、なりふりかまわず手を出しますか。
出したら、大事なものを手放しそうですが、それでもいいですか。
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