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ため息94:事情聴取

昔、自動車事故に巻き込まれ、現場で作成した調書に自署した際、手がふるえていて、字がうまく書けないことがありました。
字を書く時に、手が震えていることに気がつきましたが、現場では事故直後から震えていたにちがいありません。幸い被害者の立場であったので、事故処理した警察官が酒気帯び・薬物などの疑いを持たなかったのでしょう。

その後何年かして、路上駐車した車に戻ったときに、走ってきた車に追突された現場に居合わせました。現場検証した警察官から事情聴取を受けました。このときは加害者が重症となり、後日所轄の警察署に出頭するよう言われました。出頭した際、当日現場で顔が赤かったことを指摘されました。
車を運転していて事故にあったのではなく、路上駐車していた自分の車がぶつけられた時に現場にいただけなので、飲酒運転にはならないはずです。でも、警官に、「現場で見たとき、ずいぶん顔が赤かった」といわれて一瞬怯みました。もちろん、飲酒の事実はありません。当日は会社の運動会で終日屋外にいて日焼けしたので顔が赤かったことを説明しました。

警察所で取り調べを受けると、小市民としては、やましいことはなくても、何か怖い思いをします。

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