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ため息255:ソフトウェア会社の経営者―空中戦

ソフトウェア会社の経営者の件

地上戦
これからの商売は、地上戦をやっていては勝てません。営業マンを使った販売はコストがかかります。大企業の営業大部隊を相手にしていたら勝ち目はありません。ゲリラ戦で勝ったとしても持久戦に持ち込まれると、物資が不足し負けてしまうでしょう。局地戦ならなんとかなりますが、同時多発の全国レベルの展開には物理的に参戦できません。

空中戦
ウェブサイトとオプトインメール(情報がほしい人に提供する)は、一人が同時に何万人もの見込み客に営業を仕掛けることができます。マーケットは限られていますので、数人の営業部隊と数千人の営業部隊でも、空中戦(ウェブとメール)での営業活動は、互角とはいいませんが、1対1の戦いとなります。ブランドなりソフトウェアはカスタマーのPCの画面には、1社画面となるからです。
競合他社が仮に20社いたとすると、戦う相手は20サイトです。これを地上戦に持ち込むと、20社合計では何万人というライバルを相手にしなければいけません。

Q&A
電話での対応はやりません。EメールかFAXでの対応とします。言った言わないのトラブルが避けられますし、24時間の受付が可能です。

余談
この社長さん、広い社長室には書類と書籍が目立ちます。電話はありますが、パソコン、プリンタなどが見当たりません。空中戦は社長さんの頭の中で指揮されているようです。

いただいたサポートはこれからやってくる未知のウイルス感染対策、首都直下型大地震の有事対策費用に充当します。