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金言460:議論を尽くしても既存勢力には勝てない

ある株屋さんのコメント:
「日本の景気回復は、規制緩和による企業活動の活性化と官僚制の弱体化(独立行政法人全廃)による行政コストの削減に取り組むことで実現が期待できる。既存の官僚制度(優秀な頭脳集団)に対して既存理論をベースにして議論しても政治家は勝てない。現状打破には、独裁的な強いリーダーの出現が望ましい。理論闘争では既存勢力には勝てない。革命は新しい価値観で既存理論を全否定することだ。」

1960~70年代の学生運動家の決まり文句:
「団交。理論闘争。内容的に展開しろ。」

現在の永田町の先生たちの18番:
「丁寧に説明する。寄り添う。説明責任を果たせ。」

半世紀前の安田講堂の学生も、現在の議事堂の代議士も、問題解決の手段は議論です。日本共産党の先輩たちや現在のロシアが選択した武力行使ではなく、既存勢力との理論闘争で勝てると思っています。

株屋さんの方が革命的です。30年間の連敗記録は、理論闘争では勝てないことを証明しています。同じような状況で、ドイツ国民はかつてニュールンベルグでフューラーを選びました。本件については原発メルトダウンのA級戦犯、菅直人が失言しましたが、幸い我が国は、今のところ、「天下大乱、新佛出現」にはいたっていません。

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