金言250:再起動

パソコンがフリーズしたとき、電源ボタンを長押しして、強制的にシャットダウンをし、数秒後に再起動をさせると、多くの場合、パソコンは何もなかったかのように再び使用可能になります。
ただし再起動させることで、フリーズの原因となるトラブルが解消するわけではないようです。したがって、再起動させる頻度が高くなってくると、ある日、突然、壊れるという驚きを体験させられます。経験上、フリーズが連続して発生しない限り、当座は心配はありません。

「似たようなケースその1」
広告デザイン制作現場。デザイン案を上司に見せると、ときどき「ちょっと違う」という理由でやり直しになります。「ちょっと違う」ということをデザイナーに伝え、手直しをしてもらって、再度その上司にもっていくと、OKとなります。
何回目かの「ちょっと違う」という手直し作業のとき、デザイナーが実際にどんな作業をしているのかのぞいてみました。意外だったのは、ほとんど手直しをしていないことでした。30分ほどデザイナーのデスクに置き、その後、「ご指示どおり、ちょっと直してきました」といって、元のままのデザイン案を見せるとOKになります。
何のことはありません、パソコンの再起動のようなものです。トラブルの原因を根本的に解消してはいないのですが、再起動することによって、目の前の問題がクリアになります。

「似たようなケースその2」
これはちょっと違うかもしれませんが。カーステレオが、カセットテープを手作業で入れ替えるのが当たり前であった頃のことです。
長時間のドライブでは、往復45分程度の音楽カセットテープを何回も入れ替えます。後部座席にカセットテープの入ったケースを置き、後ろにいる子供が前の運転席にカセットテープを手渡しします。
聞き終わったテープを取り出し、後ろを振り返らずに、次のテープを手渡しでもらいます。手渡しが何回も続くと、子供は、時々交換したふりをして同じテープを差し出します。1時間前に流れた曲と同じ曲が流れますが、交換を指示したドライバーは長時間の運転のためか、同じテープであることに気がつきません。テープを入れ替えた事実だけに満足しています。

「扇風機で冷やす」
刑事ドラマでは、捜査員は現場に何回も足を運んで事件の解決の糸口を発見するお約束のシーンがあります。カセットテープが同じでも、聞いている本人の状況は変化します。道路状況、疲労、精神状態などによって、同じ音源でも前回と違う音が聞こえてきます。この場合は、カセットテープを入れ替えるという物理的な動作に意味があるようです。あの時、6歳の息子がしたことは効果があったと、今頃になって感心しています。

パソコンは本体に熱をもってくると誤作動しやすくなります。扇風機の風を当てると良く冷えます。これは安定稼動に効果があります。頭を冷やす、冷静になるというのは、熱をもって誤作動し始めている脳の機能を、文字通り冷やすことによって、回復させる効果がありそうです。

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