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金言339:クルマ離れ

2008年頃から、国内を走る自動車の数が減少に転じたそうです。
原因としては、少子高齢化で若年人口の減少と原油高・環境問題・都市部の交通網の発達などでクルマ離れに歯止めがかからない状況になっているとのこと。

現在ではコロナ禍感染を嫌い、元気な若者は交通手段を電車から自転車にシフトしているかもしれません。また、高騰するガソリン代、駐車場、維持費などの支出を減らし、かわりに携帯電話関連の支出を増やしているのではないかと想像します。クルマが若者のコミュニケーションツールであった頃は、若者は身の丈を超えた4輪車保有のためには、衣食住を犠牲してもかまわないと考えました。クルマで繁華街に繰り出して出会いの場を求めるのは昭和の昔話になりました。駐車違反、酒気帯びなどの規制が厳しくなり、さらにガソリンが高騰し、都市部でクルマを保有するメリットが減少しています。

欧米諸国では、健康増進をはかり医療費を削減する目的で、自転車利用を促進しています。また、ロンドンでは、バスや地下鉄で自爆テロが続いたため、巻き添えを恐れて通勤に自転車を使う市民が増えたそうです。もちろん環境保護・省資源の立場から移動手段をクルマから自転車にシフトしていく動きもあります。

都市部では2KM以内の移動にクルマを使うケースが大半であるという話を聞くと、ますますクルマをやめて自転車を使おうという気持ちになってきます。経験則から、腹筋を鍛えると自転車の巡航速度が上がり、坂道の登りが楽になります。
また、長距離旅行には電車ではなくキャンピングカーを使って、ヒトとの接触を減らして旅を楽しむファミリーが増えたようです。キャンピングカーがあれば、必ずやってくる大地震の際には保有者だけは快適な避難生活ができそうです。

いただいたサポートはこれからやってくる未知のウイルス感染対策、首都直下型大地震の有事対策費用に充当します。