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ため息254:ホタル→早く行かないと日本が負ける

ホタル
友人が鹿児島、知覧の特攻平和会館に行った話をしてくれました。
高倉健の「ホタル」の舞台になったところです。「知覧特攻基地より多くの若者が帰らぬ覚悟で飛び立ち、明日の晩、戦果を報告しに蛍になって帰ると約束して出撃。その夜、沢山の蛍がやって来たと言う、お国のために散った英霊と富屋食堂の鳥浜トメさんの話」話を聞いているだけで、涙がでてきます。

靖国
1,036人の若者は、達筆の遺書を残しています。字が乱れていると覚悟が足りないと思われたのでしょうか。壮行会で飲んだ酒のため、字が少し乱れたと言い訳している英霊もいたそうです。
当時の特攻隊員は、洗脳されていたとか国家に操られ無駄死にさせられたという一面も否定できませんが、若者を犬死させた軍人指導者たちも国家のためを思っていたはずです。特攻隊員の「今度は靖国で会おう」という遺書を読んだら、歴代首相が対中韓リスクを冒してまでも靖国参拝をしようとする、抑えがたい衝動に共鳴するかもしれません。

犬死
「みんな『早く(自分が特攻に)行かないと日本が負ける』と言って特攻に行った人ばかりだった」と食堂のおばさんは語っています。

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