ため息312:出勤時間
古き良き時代にリーダーであった会社
就業規則によると始業は午前10時でした。
女子社員は9時30分に出社して全員の机を雑巾がけし(机の上には電話機以外の物は存在していませんので拭き掃除は簡単です)、10時に男子社員にそれぞれの茶碗でお茶を出します。
一方、男子社員の出退勤はオーナーの執務時間と場所に連動します。週の初めは、午前7時に出社されることが多いので、職場長クラスはその30分前にはデスクにて待機しています。月曜と火曜は8時から各部門は会議をします。そして10時からデスクワークが始まります。
余談ですが、女子は縁故採用なので花嫁修業みたいなものです。お茶だしとコピー以上の責任ある仕事はさせません。ミスをした場合に本人の縁故者が責めを負うことになりますので。ただし、勤怠は厳しくしつけます。始業30分前には制服に着替えていることがお約束です。
その後 当時の本社屋は売却され会社は金融業者の支配下にあります。
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